南部リトルシニアが誕生

 みなべ町に中学生の硬式野球チーム、南部リトルシニア(池田尚仁会長)が誕生した。選手は小学6年生から中学2年生までの15人で、監督は元南部高校で指揮をとった井戸大志氏(63)。5日に町内晩稲の梅加工業者事務所で結成式が行われ、「明るく、楽しく、元気よく頑張ろう」と気勢を上げた。
 南部高校硬式野球部のOBらが発起人となって結成。「野球が盛んな地域なのに、中学生の硬式野球チームがない。チームを立ち上げ、地元の南部高校をいま以上に強くしたい」という声があり、ことし春から準備を進めていた。当初は「和歌山南部ボーイズ」として日本少年野球連盟(ボーイズリーグ)に加盟する予定だったが、手続き上の問題で、所属を日本リトルシニア中学硬式野球協会に変更した。
 結成式では池田会長がこれまでの経緯を説明し、「結成に至るまで半年余りかかったが、この日を迎えられて本当にうれしい。地域周辺の約60社の企業から協賛をいただき、本当にありがたい。負けるのは嫌い。来年の夏には全試合勝ちたいと思っている」とあいさつした。井戸監督は「重責を負ったことを痛感している。選手の諸君はそれぞれ将来の夢を抱いていると思うが、夢をかなえるのはそう簡単ではない。しかし、このチームに入部したことが夢をかなえるための最初の決断。すぐには上手くならない。努力を積み上げていくことが大切」と述べた。指導方針としては、「野球を通じて健康な肉体と精神を養うとともに、何事にも立ち向かっていく人間性を育む」とし、具体的には▽学生の本業は学業▽周囲への感謝▽思いやりの心を持つ▽練習は100%以上の力で取り組む▽明るく、楽しく、元気よく――の5つを挙げた。選手を代表して下向陽葵主将が「精いっぱい練習し、勝てるように頑張ります」と決意を語った。
 チームは2カ月前からすでに活動を始めており、これまで5回の練習試合を行い勝敗は1勝4敗。コーチは井戸監督が高校野球で監督していた当時の教え子10人で、練習場所は町内山内の千里ヶ丘球場など。現在、部員を募集している。希望者は池田会長℡090―9716―4322まで。選手は次の皆さん。
 下向陽葵、湯川雄二郎(以上中2)、永岡大聖、酒井柊人、三尾健太郎、田上比以呂、當仲航大、寒川宣幸、岡本亮誠、尾田優吾、前地智貴(以上中1)、坂本将哉、永岡新大、久保遼介、村上侑希斗(以上小6)

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