和高専 11月29日に50周年記念講演会

 和歌山工業高等専門学校(堀江振一郎校長)が創立50周年を記念して11月29日に県民文化会館で開く記念講演会の講師が、岩出市出身で2012年ロンドンオリンピック体操日本代表の田中理恵さん(27)と、元ホンダF1チーム総監督の桜井淑敏(よしとし)さん(69)に決まった。講演後に記念式典を行い、全生徒ら約1000人が集まり、50周年を祝う。
 田中さんは和歌山北高校、日本体育大学卒業。2010年には世界選手権に出場し、最も美しい演技で観客を魅了した選手に贈られる「ロンジン・エレガンス賞」を受賞した。同年の広州アジア大会では団体で銀メダルに貢献したほか、個人総合で銅メダル、跳馬でも銀メダル。2012年のNHK杯体操女子個人総合で初優勝し、ロンドンオリンピック出場権を獲得。弟の佑典さん、兄の和仁さんとともに日本体操史上初の3きょうだいそろっての五輪出場となった。2013年に現役を引退。日体大教員として体操選手の指導に当たっているほか、テレビ番組やCMにも出演。講演では「和歌山から世界の舞台で」をテーマに話す。
 桜井さんは東京生まれ、慶応義塾大学工学部を卒業し、本田技研工業に入社。世界初の無公害エンジンCVCCの研究に成功したほか、本田技術研究所のリーダーとして、数々の新エンジンや新型車の開発に当たる。1984年にはホンダF1チーム総監督に就任。斬新なマネジメントシステムを創出して、2年連続世界チャンピオンを獲得した。講演では「夢への挑戦・不屈の魂」をテーマに語る。
 記念講演は午後1時からで、終了後の3時から記念式典。県や学校、行政関係者ら約1000人が出席。式典後はホテルアバローム紀の国で祝賀会も予定している。
 このほか、50周年記念事業では記念植樹、記念石碑の設置が終わっており、今後モニュメントの設置、記念誌の発行を予定している。

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