日高川の企業用地で太陽光発電所起工

 日高川町蛇尾地内の企業用地に建設される㈱NTTファシリティーズ=本社・東京都、筒井清志代表=の「F日高川太陽光発電所」の起工式が31日、土生八幡神社で行われた。日高川町が初めて誘致した太陽光発電所で、発電設備容量(発電能力)は1236㌔㍗。来年1月下旬の稼働を目指している。
 起工式には同社関係者や町、施工関係者ら約20人が出席。同神社の間野常民宮司が神事を執り行い、同社関西事業本部の餅浩志副本部長や日高川町の市木久雄町長、龍田安廣議会議長、施工の㈱ミライト・テクノロジーズ=本社・大阪市=の北島圭二常務、共立建設㈱関西支店=大阪市=の井上一支店長らが玉串を奉奠。最後は神酒拝戴で工事の安全を祈った。
 太陽光発電所の進出に当たり、餅副本部長は「再生可能エネルギーの事業を進めていくなかで、ご縁があって日高川町で太陽光発電事業をさせていただくことになりました。いい設備を作って長く運用して、町に貢献できるよう頑張っていきたい」と話し、市木町長は「町では日高川を利用した水力発電や風力発電、木質バイオマスエネルギーなど展開されているなかで、太陽光発電設備が誘致されて、一層自然エネルギー事業が推進されることをうれしく思います」と述べた。
 建設地は早蘇中学校南側の造成地。太陽光発電所は、1万7532平方㍍の敷地内に300㍗のソーラーパネル4120枚を設置(設置面積は1万4502平方㍍)し、発電した電力を売電する。年間の発電量は、一般家庭の消費電力372世帯分に当たる約1340メガ㍗アワー。早速、造成・整地をはじめ、外構、基礎工事など経て設備の設置に取り掛かる。
 土地は日高川町からの借地。施設の誘致に向けて町では今年度、土地の所有者である町の土地開発公社(土地の造成・販売事業を主とする公社では、賃貸事業ができないため)から2億円で2万平方㍍を取得した。
 企業用地は、平成12年に早蘇中学校の移転に伴い、旧川辺町土地開発公社が住宅分譲地「はやそ学園団地」とともに造成。これまで運輸会社や野菜の水耕栽培施設の誘致の話などあったものの、学校や住宅が隣接する環境から誘致は進まなかったが、その点、太陽光発電は騒音や悪臭などの心配もなく、同地は日照も優れていることから、近年になって太陽光発電施設を手掛ける多くの企業から問い合わせがあった。これまでも実現はしなかったものの実際に進出を計画していた企業もあり、今回待望の太陽光発電設備の進出となった。

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