高校野球和歌山大会 日高が逆転で初戦突破

 第96回全国高校野球選手権和歌山大会初日の11日は1回戦2試合が行われ、開会式直後の第1試合では日高が粉河に逆転勝ちした。日高は福田、大山、坂本の2年生3選手が全4打点の大活躍。チーム打率3割7分超の強力打線は不完全燃焼に終わったものの、無失策の堅守と西浦、上田の継投でリードを守りきり、開幕戦、日高地方勢の先陣を飾った。
 日高は1点を追う5回、2死から福田が投手強襲の内野安打。福田の二盗後、大山が左越えへ会心の適時二塁打を放ち、試合を振り出しに戻した。初回は四球とボーク、犠打で1死三塁の好機をつかむが、後続が凡退。2、3回にも得点圏に走者を進めながらあと一本が出ないなど重苦しいムードが漂っていたが、2年生コンビの活躍で吹き飛ばした。
 粉河のエース・木村歩が5回で負傷降板。火がついた日高打線は7回、2番手・西居に襲い掛かり、1死から関本が四球、続く福田の中越え三塁打で勝ち越した。3番手・石浪に交代後も勢いが止まらず、この回大山がしぶとく二遊間を破って福田を迎え入れると、9回には2死二塁から坂本の右中間適時三塁打で追加点を奪った。
 日高は自慢の打線が6安打と不完全燃焼も、守備陣が奮起。エース・西浦は制球の定まらない2回に1四球と2単打で先制を許したが、その後は8回途中まで無安打無失点と立ち直った。8回1死一、二塁からマウンドに立った上田はこのピンチを中飛、遊ゴロで難なく切り抜け、最終回も3者凡退で完璧に締めた。バックは中堅・坂本が再三好捕を見せるなど軽快な動きで、3回以降は粉河に追加点を与えなかった。
 日高の2回戦は大会6日目の16日、第1試合(午前9時~)で貴志川と対戦する。

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