〝鈍足〟サッカー選手、岡崎に期待

 サッカーワールドカップブラジル大会の開幕まであと2週間程度に迫った。日本の初戦はコートジボワール。テレビや新聞などでもワールドカップ関係の報道が多くなり、盛り上がりを見せている。前回大会ではグループ予選を突破し、決勝トーナメントまで進んだ。今大会でも世界を驚かせるような活躍を期待したい。
 筆者が代表メンバーの中でも特に注目している選手は、みなべ町東本庄、岡崎賢一さん(69)の甥に当たるFWの岡崎慎司(28)=ドイツ・マインツ=。少年時代は父親と一緒にみなべに里帰りしていたという。2年前には同町でサイン会を開いたこともあった。
 筆者も一度だけ取材させていただいたことがあり、気さくに受け答えしてくれたことを覚えている。見た感じはそんなに身長も高くなく親しみやすい雰囲気で、一見すると一流プロサッカー選手とは思えないぐらいだった。
 子どもの頃は誰しもサッカーを始めれば「サッカー選手になりたい」、野球を始めれば「プロ野球選手になりたい」と言う。しかし、大きくなるに連れ、「自分は体も小さいし、センスもない。とても無理だろう」と、途中であきらめてしまいがちだ。
 岡崎選手もサッカー選手としては鈍足だったらしい。著書「鈍足バンザイ~僕は足が遅かったからこそ、今がある~」にはこう書かれている。「僕は欠点だらけのサッカー選手。足が遅い。背も低い。テクニックもない。それが幸いした。(中略)欠点を補う方法はある。足が遅いと認めたから、自分に何ができるのかを考え、成長するための過程に力を注ぐ」。ハンデをプラスに変えて世界の舞台で活躍する姿は、子どもたちに大きな力を与える。   (雄)

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