4月の日高川町議選 現職4人が不出馬

 4月15日告示、20日投開票の日高川町議選で、15日までに瀧口俊和(69)=早藤、4期=、林睦二(60)=下田原、4期=、山口武(72)=寒川、2期=、信濃大典(46)=西原、2期=の現職4氏が不出馬を決めた。今回の選挙から定数が現在の16から12に削減、4氏の不出馬で、現時点で定数ちょうどとなる。定数削減による激戦ムードが一変、無投票の可能性さえ出てきたが、各地区では依然として新人のうわさや擁立への動きもあり、目が離せない。
 林、信濃の両氏は12日に開かれた地元区の集会で次期選挙戦へ出馬しない意思を支援者や区民に伝えた。不出馬の理由について林氏は「合併して9年、課題だった旧3町村の調整事項が完了し、地元下田原から市木久雄町長を誕生させることもできた。大きな区切りを迎えた」、信濃氏は「平成23年9月の台風12号豪雨の影響で生活環境が大きく変わり、町民の皆さんの期待に応えるだけの議員活動を続けていくことが難しくなった」と語った。瀧口氏も13日に開かれた地元区の初集会で不出馬を表明。「ことし70歳を迎えるという年齢的なこともある。町政の発展へ住民の皆さんの声を届けるために、将来の町を担う若い人材が出てきてほしい」と話している。山口氏は、不出馬の旨を一部支援者や区長らに伝えている。「ことし73歳を迎え高齢になることから、当初から2期の考えだった。寒川を議員空白地にしないという役目を果たせたと思う」と語った。4氏とも後継者はいまのところ見当たらないものの、山口氏の地元寒川などでは新人擁立への動きを加速させそうだ。
 他の現職12氏は、一部で態度を保留している人がいるものの、他は出馬の構え。初集会であらためて出馬を表明し、協力を呼びかけるとともに、定数削減による激戦を予想してすでにあいさつ回りを行うなど臨戦態勢を整えている現職も見られる。新人などについては川辺地区などでうわさがあるほか、今回不出馬を表明した4氏の地域をはじめとする議員がいない地域などで擁立が十分に考えられる。それだけに、現時点で定数ちょうどだが無投票となる可能性は低そうで、新人をはじめとする今後の動きが注目される。
 昨年12月2日時点の有権者数は8741人で、川辺が5311人、中津1821人、美山1609人。今回不出馬を表明した4氏を除く現職は地域別に川辺6人、中津2人、美山4人。

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