群馬大の片田教授が印南で講演

 印南町自主防災会連絡協議会は14日に町公民館で防災講演会を開き、東日本大震災の津波から多くの小中学生が生き延びた「釜石の奇跡」の立役者である群馬大学の片田敏孝教授を招いた。
 片田教授は、24メートルの津波が想定されている三重県尾鷲市で講演した際の、1人のお年寄りの話を紹介。「お年寄りは『24メートルなんてとても逃げ切れない。孫には迎えに来るなと言っている』と話していたが、これは大きな間違い」と指摘。「24メートルはあくまで1000年に1度。地震が揺ったからといって津波は5メートル程度かもしれないのに、自暴自棄になって避難をあきらめれば助かる命も助からない」と主張。新想定より低い避難施設も無駄でないことを訴え、「尾鷲も印南もここ何十年で地形は何も変わっていない。なのに学者の鉛筆ひとつで想定だけがコロコロ変わっている。想定にとらわれず、その日に備えて最善を尽くすことが大切」と呼びかけ、集まった200人は熱心に耳を傾けた。

関連記事

フォトニュース

  1. あ、こんなとこにもいてる!

日高地方などのイベント情報

  1. ホタル観賞の夕べ

    5月 25 @ 7:00 PM - 9:00 PM
  2. かわべ天文公園青空フリーマーケット

    5月 26 @ 10:00 AM - 3:00 PM
  3. 水陸両用車の体験乗船

    6月 9 @ 10:00 AM - 3:00 PM

Twitter

書籍レビュー

  1.  「鴨川ホルモー」等、現実とファンタジー世界が融合する独特の作品世界が人気を呼んでいる、万城目学の近…
  2.  前作「64(ロクヨン)」から7年を経た最新作。今回の主人公は警察官ではなく、バブルに溺れ、その後を…
  3.  藤井聡太七段らの活躍により将棋界に関心が集まっている昨今。松山ケンイチ主演で映画化され話題を呼んだ…
  4.  マニアックなファンを数多く持ち、水木しげるの信奉者でもある人気作家の「怪作」をご紹介します。 …
  5.  2019年版「このミステリーがすごい」の国内編1位に輝いた本。前作から14年ぶりの新作で、私立探偵…
ページ上部へ戻る