御坊市新年度予算 1.9%増の124億円

 市は1日、 平成25年度の当初予算を発表した。 一般会計は124億3493万6000円で、 前年度比1・9%増の積極型。 地震防災対策に重点を置いた編成で、 東日本大震災を受けて県が今月末に公表する巨大地震の新被害想定を基に、 御坊独自の津波ハザードマップの作成や避難計画の策定、 避難タワーの建設などを盛り込んでいる。
 予算の中でメーンとなる防災対策では、 新規事業として25年度中に津波の浸水区域、 避難所、 避難経路などを示した津波ハザードマップを作成する。 同様のマップは以前にも作ったが、 東日本大震災の発生で国が昨年、 新被害想定を発表。 これを受けて県は県内の被害想定を見直しており、 御坊市もこれに基づきマップを作り直す。 作成に向けては地域ごとに住民のワークショップを行って意見を取り入れ、 地域に即した避難経路などを示せるようにする。 25年度中に原案はできるが、 印刷にかけてマップが完成するのは26年度に入ってからの見通し。 市内全戸や事業所に配布する。 事業費は400万円。 また、 地区ごとに津波浸水などの危険度をまとめた津波避難計画の策定(事業費500万円)、避難所の収容人数、構造、海抜、建築年、災害危険性などをまとめた避難所台帳を作成する避難所ポテンシャル事業(900万円)も行い、津波ハザードマップ作成時に役立てる。津波避難タワー建設では1億3000万円を投入。薗地内、日高川堤防道路沿いの元ゲートボール場に高さ8㍍、 収容人数800人規模、 鉄骨造りのタワーを整備する。 完成は来年3月末を予定している。
 第2の重点施策となる子育て環境の整備では、 第3子以降の学校給食費無料化 (805万8000円)、 湯川地区学童保育開設 (1303万5000円) などを盛り込んでいる。 継続事業では市立体育館耐震補強と改修 (1億8000万円)、 湯川中学校改築事業の文化財発掘調査 (5000万円) などとなっている。
 このほか、 主な新規事業は次の通り (カッコ内事業費)。
 住宅用LED電球購入補助 (150万円) ▽町内会LED防犯灯取り替え補助 (250万円) ▽御坊総合運動公園野球場改修 (4400万円) ▽男女共同参画プラン策定 (390万2000円) ▽福祉センター改修設計業務 (700万円) ▽学校教育施設のLED化 (100万円) ▽社会教育施設のLED化 (180万円)

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