日高川首長選 三つ巴の可能性も

 任期満了に伴う5月14日告示、 19日投開票の日高川町首長選に、 かねてうわさがあった60代の元役場幹部職員が5日までに出馬の意思を固めた。 昨年12月議会で現職の玉置俊久氏 (62) =玄子=が出馬を表明しており、 これで選挙戦突入が確定的となった。 ほかにも元町議が出馬に前向きな姿勢を見せており、 現時点では三つどもえの戦いになる可能性もある。
 4年間の玉置町政に異を唱える町民をはじめ、 前回の選挙戦で対立候補を支持した反玉置派や支持離れした支援者らが幾度となく男性に出馬を要請。 役場一筋、 長年にわたる行政畑の現場経験と手腕に大きな期待が寄せられ、 白羽の矢が立った。 そんな町民らの熱い思いを受け、 男性は出馬を決意。「皆さんから『応援する』 『出てほしい』 と多くの身に余る言葉をいただき、 前向きに考えて準備を進めています」と話している。 選挙戦に向けてすでにあいさつ回りを展開しているほか、 組織作りを行うなど着々と準備を進めており、 近く正式に出馬を表明する見通し。
 一方、 現職の玉置氏は、 昨年末から選挙戦を想定して準備。 前回の後援会役員らが中心となって会合など重ねている。 男性出馬の情報をキャッチするや選挙戦のムードもグッと高まった模様で、 臨戦態勢を整えつつある。 玉置氏は 「前回同様に草の根運動で支援を呼びかけていきたい」と話している。
 そんな中、 反玉置町長勢力として、 元議員も 「出馬を前向きに考えている」 とコメント。 すでにあいさつ回りも始めている。 意思を固め出馬に踏み切れば反玉置勢力が分散することになり、 現職玉置氏が有利になるとの見方もあるだけに、 今後両陣営の間で何らかの動きがあるものと見られ、一騎打ちか三つどもえか微妙な情勢となっている。
 これまで選挙戦は、 12月議会で出馬を表明した玉置氏に対し、水面下で反玉置派が対立候補擁立を模索。 玉置氏の出馬表明を受けてその動きは一層加速し、 役場OBや議会関係者ら複数の名前が挙がっていたものの、 具体的な名前は聞こえない状況が続いていた。
 昨年12月16日現在の有権者数は8842人で、 川辺5353人、 中津1852人、 美山1637人。

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