わかやま国体 南部高校に山岳競技施設

 平成27年に県内で開催される「紀の国わかやま国体」で、県は山岳競技の施設をみなべ町芝の南部高校敷地内に設置することを決めた。競技に使用する人口壁(高さ15㍍、幅4㍍)2基を建設。国体終了後も取り壊しはせず、山岳競技の普及振興に活用する。施設の設置工事は11月中にも着手し、本年度中の完成を目指す。
 国体の山岳競技は、到達距離や時間などを競う「リード」と横の動きが主となる「ボルダリング」が行われる。2種目とも町内で開催することになっていたが、リード競技については、当初の計画では東本庄地内の元上南部保育所跡に仮設の施設を建設する計画だった。しかし「多額の設置費用が必要なのに、大会終了後に撤去してしまうのはもったいない。将来的に有効利用はできないか」という声が上がっていた。このため県は建設地を南部高校敷地内に変更し、国体終了後も残す常設の形で設置することを決定。先月開かれた県議会で建設費用など8990万円を盛り込んだ予算案が可決された。
 場所は南部高校敷地内西側で、以前あった駐輪場が撤去されて更地になっている。計画では、来月から凹凸のついた人口壁の設置工事に取りかかる。本年度中にも完成、その後は強化練習に活用するという。同校では「山岳競技の施設は近辺にはなく、紀南地方から和歌山市へ出向いている競技者もいる。校内に常設されることで、山岳競技の普及や振興につながる」と話している。ボルダリング種目は当初の予定通り上南部小学校体育館に仮設する。みなべ町での国体競技は山岳のほか軟式野球もあり、来年度会場となる千里ヶ丘球場の改修工事にも取りかかる。

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