2年ぶりの祭りへパワー全開

 待望の祭りシーズンが到来。1日には山口・印南両八幡神社の祭礼「印南祭」が執り行われ、日高地方の秋祭りが幕を開けた。来月3日まで各地で行われるが、筆者の美浜町和田、御崎神社の和田祭は28日が本祭り。組では3週間前から鬼獅子と幟(のぼり)差しの練習がスタート。以降、ほかの出し物の練習も始まり、だんじりの飾りの製作も急ピッチで進めている。きょう7日は日高川町では江川の丹生、三百瀬の紀道、小釜本の長子八幡の3つの神社で本祭りを迎える。
 日高川町では昨年、これらに皆瀬の下阿田木と土生の土生八幡を加えた5つの祭礼が、台風12号豪雨による影響で余興物は中止、神事のみとなり、 寒川祭もお渡りを取りやめた。長子八幡と下阿田木の氏子3人の命が奪われ、家屋や田畑が水没するなど氏子地域の被害が甚大なことから自粛した。それだけにことしは祭礼にかける意気込みもひとしお。より一層の熱くパワーあふれるパフォーマンスで、見物客を魅了、圧倒しそうだ。
 7日に本祭りの3つの祭礼の見どころだが、笑い祭で知られる丹生は、人気者の鈴振り。派手なメークと衣装で「永楽じゃ、世は楽じゃ」と笑いを誘う。長子八幡は鬼の追い出し。鬼を社務所から出して祭りを進行させようとする当屋組と引き止めようとする他組の攻防は迫力満点。紀道は、みなべ町を除いてここだけとなった馬駆けが最大の見もの。見どころはまだまだ盛りだくさんで読者の皆さんにはぜひ見物に行ってもらいたい。ちなみに筆者もこの日は祭りデー。日中はこれら祭礼の取材、夜は自身の組の宿入り。取材は時間が許す限り祭礼の模様、若衆の熱気をカメラに収めるつもり。紙面で紹介するのでお楽しみに。 (昌)

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