中学バレー 濱中君が選抜強化合宿メンバーに

 公益財団法人日本バレーボール協会(JVA)らが五輪をはじめ国際的に活躍する人材の発掘、育成を目的に行う中学生を対象にした「選抜強化合宿」の第1次合宿に、大成中3年の濵中晴貴君(15)=日高川町小熊=の参加が決まった。濵中君は今冬に招集された全国選りすぐり50人の長身選手発掘育成合宿でアタック力などが高評価を受け、1次合宿25人のメンバーに白羽の矢が立った。選抜強化合宿参加は県内で初めて。「次の2次合宿にも残れるように頑張りたい」と燃えている。
 全国中学生長身選手発掘育成合宿は2月16日から19日まで3泊4日にわたり東京都で行われ、同協会の強化委員らがスタッフとして基礎から実戦までみっちりと指導。男女それぞれ50人の参加者を技術、体力、体格、生活態度などあらゆる面で審査し、各25人の選抜強化合宿第1次合宿参加者を選んだ。濵中君は2年連続の長身合宿参加で、初めて強化1次合宿メンバーに決まった。
 濵中君がバレーを始めたのは3歳上の姉の影響を受けて小学3年生から。6年生時にはエースアタッカーとして川辺ひかりを夏の全国出場へ導いた。大成中では1年生秋から主力。2年生では都道府県対抗バレーの和歌山選抜に選ばれた。身長187㌢・体重65㌔、最高到達点325㌢のウイングスパイカー。昨年より7㌢背が伸び、体重も8㌔増で大幅にパワーアップ。1年生時から得意にしていたバックアタックは破壊力が格段に上がり、ジャンプサーブにも磨きがかかっている。2年連続参加の長身合宿では「1年目はパワー不足を感じましたが、今回はなんとか一緒にやっていけると思いました」と話し、レフトのポジションで自身の最大の武器となる強烈なアタックをアピールできたという。以前は「公務員」と口にしていた将来の夢も「日本代表入り、オリンピック出場」と変わり、モチベーションもアップ。1次合宿に向け「悔いの残らないように力出し切り、2次合宿の12人枠を目指したい」と目を輝かせている。
 強化1次合宿は9月14日から17日までの3泊4日、会場は東京スポーツ文化館。長身合宿選考の25人のほか、推薦選手らも含めて約30人が集まり、切磋琢磨(せっさたくま)する。1次合宿でプレーが認められれば2次合宿(10月18~21日、味の素ナショナルトレーニングセンター)へ進み、その男女各12人は日本代表として日韓スポーツ交流事業ジュニア選手競技力向上事業男女交流試合(11月1~13日、前半・日本、後半・韓国)に出場できる。濵中君は中学生日本代表まであと一歩の位置に立っており、今後の活躍からも目が離せない。

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