御坊市長選前哨戦 静かなムード

 5月20日告示、 27日投開票の市長選は、 立候補を予定している現職柏木征夫氏(71)=5期=と、 新人山本勝也氏(51)=島・飲食店経営=がそれぞれ後援会事務所開きを終えて、 前哨戦もあと1カ月を切った。両陣営ともまだ水面下での動きにとどまり静かなムードだが、 柏木氏は各種団体の推薦などで盤石の態勢を整えており、 一方の山本氏は近く行う街頭演説で無関心層などの掘り起こしを狙う。
 今回の市長選に向けては柏木氏が3月14日の議会で出馬表明。 「安心、 安全のまちづくりを進め、 安定してきた行財政運営の堅持」 を公約に掲げ、 5期20年間の経験と実績をアピールしている。 25日現在までに各種40団体から推薦を受けているほか、 保守系市議からの支援、 後援会最高顧問に二階俊博代議士の就任などで組織づくりは着々。本人が政策などを訴える場は、 前回選挙と同じく各地での市政報告会で、 ゴールデンウイーク明けにも順次開催。 現職としての公務があるため、 それ以外での活動は難しく、 いかに支持者がカバーしていくかが課題だという。
 山本氏は3月23日に名乗りを上げ、 「御坊布武」 を旗印に 「夢のある御坊、 夢がかなえられる御坊」 を公約に掲げ、 「根本的に行政のあり方を変えないといけない」 と無関心層や若者層の掘り起こしと、 現職批判票の集票を狙っている。 また、 旗印をそのまま名称に使った政治団体もこのほど届け出を済ませて設立。 近くこの政治団体として街頭演説を行い、 市政への思いを訴えていく。 ただ、 後援会に会長を置かないなど、 現職のような支援態勢は整っておらず、 陣営によると 「政策を聞いてもらってボランティア的に支援の輪を広げていくしかない」 としている。
 いずれにしても市長選は告示まで1カ月を切っているにもかかわらず静かなムードで、 大きな争点がないことから有権者の関心も低調。 そういった中で投票率の低迷を心配する声が出始めており、 今回の選挙結果を大きく左右する要因の一つになりそうだ。

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