正直、笑顔を大切に

 まちのあちこちで桜の花が咲いている。 桜といえばアメリカの初代大統領、 ジョージ・ワシントンの逸話が有名。ワシントンは少年時代、 父親が大事にしていた桜の木を切ってしまったが、「僕がやりました」と正直に告白し、 その正直さに父親が 「お前の正直さは1000本の桜より値打ちがある」 と褒めたという。
 作り話といわれているが、 大人になるといろいろ考えさせられるところがある。 そもそも正直に話したからといってみんなが出世できるとは限らず、 話した結果しかられる、 罰を受ける、 また、 黙っていればバレない、 口の軽い人間は偉くなれない…。社会では 「正直者」イコール 「ばか者」 のように言われるときもある。
 3月末、小学5、6年時の恩師が退職された。スポーツマンタイプで面白く、きまじめだったような印象。 クラス全体や複数をしかり、名指しで1人を怒ることはあまりなかったが、一度「あとで理科室に来なさい」 と言われたことがある。 授業中に注意され、ふてくされた態度をとったから。 いまでもすねやすいところは直っていないが、 思い返して反省するときがある。
 もう一つ、 その先生は黒板の横に 「笑う門にはラッキーカムカム」 と書いた紙を張っていた。 「笑う門には福来る」 を子ども向けにした言葉。 その影響もあって 「笑」 は大切にしている。 先日、 ねぎらいとお礼に自宅を訪ねた。 自分や級友の近況や思い出話に花。 2人でいっぱい笑った。
 いま、 桜の開花情報を見るため隔日で日高町の西山へ行くが、 日に日に満開へ近づく桜に正直さ、 素直さ、 笑顔の大切さを考えさせられる。 桜が咲く頃といえば卒業、 入学。 新しい季節へ親や先生から教わったことを思い返して大切にしよう。  (笑)

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