のゾッとする話SP

読者の皆さまから投稿いただいた恐怖体験を紹介します。
心臓の弱い方はご注意ください。


恐怖体験募集

あなたの恐怖体験を募集します。怖かった、不思議な体験などお送りください。
投稿は住所、職業、年齢をそえてこちらまで。

*文章は一部、編集させていたくことがございます。


お地蔵さん、ごめんなさい

◇いまから2年前の冬、大学生のときの話です。当時、ボクは宝塚に住んでて、友達と4人(男2人、女2人)で豊岡のスキー場へスノボをしに行きました。
 友達の車に乗り込み、夜中の1時ごろに出発。4時ごろに到着したんですが、途中、西宮あたりの峠道に差しかかったところで、50㍍おきぐらいに道端にお地蔵さんがあったんです。真夜中ですから真っ暗、ライトが当たる場所以外は何も見えないんですが、お地蔵さんはちょうどカーブのところにあり、「またや」「あ、またや」という感じで、何体もライトの正面に入ってきました。
 助手席に乗ってたボクは、久々のスノボツアーにテンションが上がってたんでしょうね。お地蔵さんを見るたび、「うわ、またお地蔵さんや」「なんか怪しない?」「ツルツルやん」とかいいながら、お地蔵さんをバカにしながら調子にのってたんです。
 しばらくしてスキー場へ着いたとき、体が急に重たくなってきまして、運転席の友達に「○○、おまえずっと寝てたやろ?」っていわれたんです。ボクは一睡もしてなかったし、「いや、寝てへんよ」って答えたんですが、友達は「うそつけ、さっきから話しかけても返事せなんだやん」っていうんです。
 何かおかしいなと思ってたら、今度は眠くないのにまぶたが急に重くなってきて、だんだん視界が狭くなって、目を閉じた瞬間、お地蔵さんがいっぱい頭の中に出てきたんです。記憶があるのはそこまでで、そのまま1時間ぐらい寝てしまって、目が覚めたときは全身汗びっしょりでした。
 外はまだ暗く、コンビニへ買い物に行きたかったんですが、1人では怖くて行けず、友達を起こしてついてきてもらいました。その後、明るくなってボードを始めても、「転んで大けがするんちゃうやろか」とか考えて、ビクビクしてたんですが、えらいもんで昼になったらもうすっかり忘れて、いつも以上に調子にのって飛び跳ねてましてけどね。

(美浜町の男性・23歳)

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お昼休みにウキウキウォッチング?

◇実は私、たまに見えるんです。何がてその、幽霊というのか、多くの人が見えないものが見えるときがあるんです。
 10年ほど前、当時は中津村(現日高川町)に勤務していて、昼休みに休憩室「笑っていいとも」を見ていたら、何か視線を感じるので、テレビの上をふっと見ると、白いTシャツを着た16、17歳ぐらいの男の子がこっちを見てたんです。とくに何か起こったわけではなく、そのときは「うわ、いてるわ」って思うくらいで怖くもなかったんですが、あとから思い出して少し寒気がしました。
 10年以上前には、御坊の名田町内の国道42号で、自転車に乗ったおじいさんも見ました。それだけなら何にもない普通のことなんですが、時間が夜中で、車で北向きに走ってたら、前から自転車のおじいさんがきたので、私はセンターラインを越えてよけたんです。そしたら、助手席に乗ってた友人が「何やってんの?」って聞くので、「いま、自転車のおじいさん走ってきたからよけたんよ」と答えたんですが、「えぇ、自転車なんか走ってないわ。絶対に何にもなかった」って言い張るんです。
 ボクにははっきり見えたんですけど、どちらもとくに何かを訴えかけてくるわけではないんです。見える人には見えるんですね。

(美浜町の50代・男性)

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重く動かなかった祖父の位牌

◇これは職場の先輩のNさんから聞いた話です。Nさんが27歳の夏、父方の祖父が亡くなりました。Nさんの祖父は厳格な方で、冠婚葬祭などには非常にうるさく、昔からのしきたりを重んじるような人でした。血統を大事にする方だったので、祖父の息子にあたる父は大事に育てられたのですが、いずれよその家にもらわれていく娘(Nさんの叔母)には厳しかったそうです。晩年は好々爺で、親戚の誰にでもやさしいおじいさんだったので、祖父のそんな厳しい一面をNさんは知らないと言います。
 祖父が亡くなって四十九日。親戚中が集まって、お坊さんにお経を唱えてもらう、どこにでもあるような普通の四十九日の法要です。お坊さんが叔母のだんなさんに「そこの位牌を横にずらしてもらえますか」と頼みました。叔母のだんなさんは立ち上がり、仏壇にまつられた位牌に手をかけたんですが、なぜかそのまま動かない。なにやら手を動かしているのですが、みんなからは何をしているのかよくわかりません。すると、そのだんなさんは「お義兄さん、ちょっとお願いします」といって、仏壇の脇に移動しました。Nさんの父が「やれやれ」といった感じで位牌を横にずらし、お坊さんのお経が始まり、お勤めはとくになにもなく終わりました。
   法事が終わって、親戚で食事をしているとき、Nさんが叔母のだんなさんにさっきのことを尋ねました。
 「あのとき位牌に何してたんですか?」
 「信じられないかもしれないけれど、位牌が重たくてまったく動かなかったんだよ」。
 祖父は晩年は優しかったけれど、魂はやはり直系の親族にしか認められないということなのでしょうか。いまだにあの時、位牌が動かなかった理由は不明だそうです。

(日高町の会社員の男性・25歳)

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バイクを追いかける妖怪テケテケ?

◇いまから15年ほど前の夏の夜、当時の川辺町(現日高川町)松瀬地区から三百瀬地区へ続く、日高川左岸側の林道(通称・松瀬溝=まつせみぞ)での出来事です。私の友人のNは、和佐の友人Tの家から、三百瀬に住む友人Sをバイクで迎えに行きました。
 松瀬溝は山道で軽自動車1台がぎりぎり通れるぐらいの狭い道で、周りの木々も道を覆い隠すかのように生い茂っており、道の状態もよくないので普段はあまり通る車もなく、昼間でも暗く薄気味悪い道でした。
 Nは、和佐から松瀬を抜けて橋を渡らず、直進するとSの家が近いため、松瀬溝を通りました。Sをバイクの後ろに乗せて、和佐まで松瀬溝を戻っている途中、林道の先に何か白いものがゆらゆら揺れています。
 「スーパーのレジ袋が木に引っかかってるんかな」と思ったとき、バイクのハンドルが勝手に右側の日高川の崖の方にとられ、バイクが右側に傾きました。
 「危ない!」崖に吸い寄せられそうなところ、後ろの友人Sが地面に足をつけて踏ん張り、傾いたバイクをなんとか立て直しました。焦った2人はアクセルをフルスロットル、その場から1秒でも早く逃げようと飛ばしました。
 SはNの背中にしがみつきながら、真っ暗な後ろを振り返ると、白く髪の長い女がすぐ後ろにいて、「邪魔をするな!」といわんばかりにバイクを追いかけてきたそうです。和佐の友人Tの家まで、命からがら逃げてきた2人の顔は恐怖で真っ青、汗びっしょり...。
 しばらくして、Tは近所のおばさんにこの話をしたとき、NとSが崖に吸い込まれそうになったあたりで下半身のない「テケテケ」と呼ばれる妖怪がときどき出るという話を聞いたそうです。もしかしたら、あの夜はテケテケが白く髪の長い女に化けて出たのかも...。

(市内の会社員の男性・32歳)

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死んだおじいちゃんが後部座席に

◇ボクの母が実際に体験した話です。
 ボクにはすごくかわいがってくれたおじいちゃんがいて、よく、母と一緒に行きつけのラーメン屋さんに食べにつれて行ってくれました。しかし、ボクが中学2年生のとき、おじいちゃんは病気で帰らぬ人となってしまいました。
 それから少したったある日のこと。おじさんが飲みに行くので、母が車を運転して送っていきました。夜も遅くになって、おじさんを迎えに行ったその帰り道、ちょうどそのラーメン屋の前を通り、「そういえばおじいちゃんが死んでからはあの店にも行ってないなぁ」と、おじいちゃんと行ったラーメン屋の話をしながら運転していると、後部座席の方で人の気配がしたそうです。おじは助手席に座っていて、後ろには誰もいないはずなんですが...。こわごわ、チラッと後ろを見ると、人影のようなものが見え、母はびっくりして前に向き直ると、バックミラーに、後部座席に座っている死んだおじいちゃんの姿が見えたそうです...。

(市内の会社員の男性・20歳)

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深夜の松林で見た青白い光

◇これは私が高校生のころに体験した話です。夏休みクラブの合宿で高校の生物室に泊まりこむことになったのですが、深夜の学校は何か息苦しいような気がして、誰かが「煙樹ケ浜まで自転車で行こう」といいだし、そうすることになりました。
 10分ほど走り、もう少しで松林を抜けて煙樹ケ浜...というところに墓地がありました。そのとき、誰かが「自転車のライトを消してみよう!」といいました。月の光もあまり届かない松林の中、みんな、肝試しの気分になっていたんだと思います。
 「せーのっ!」全員がライトを消すと、一瞬にしてあたりは真っ暗になりました。深夜の妙なテンションも手伝って、みんな口々に「暗い~!」「前見えん~」などと叫んでいました。そのとき、1人が「あっあぁああぁぁぁあぁ...」とへんな声を上げました。みんな、何が起こったのか分からず、キョロキョロと周囲を見回しました。すると、墓地のあった方角から、子どもの頭ぐらいの青白い光がゆっくりと、こっちに向かってきてたのです。
 全員、口々に何かを叫びながら街灯のあるところまで急いで戻りました。いまのがいったい何だったのか、確かめるよりもとにかく学校へ帰りたい。黙って自転車をこぎました。
 いま思い返すと、あれが何だったのか、きちんと説明はできませんが、お盆に友人が集まると、いまでも「あれはなんだったんやろなぁ...」と首をかしげる、怖かった思い出です。

(市内の会社員の男性・44歳)

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夢? 連夜のオッサンとの格闘

◇その当時、自分と兄は2階で別々の部屋でした。
自分の部屋は西向きで、夏はとにかく暑かったのを覚えています。
高校3年の梅雨が明けたころでした。
2週間ぐらい金縛りが続き、いつも目が覚めるのは午前2時前。
2週間も続くと、さすがに慣れてきまして、金縛りになったときは指を1本1本閉じて解くという、金縛り解除法も見つけていました。
その日も蒸し暑く、ベッドに入っても汗ばんでくるような夜でした。
いつもの時間にまた金縛りになり、「あ、またや」。指を1本1本曲げようとすると、指が曲がらない。
「あれ?」。
強い金縛りや、最悪。
そんなことを思いながら、指を曲げようとしていると、キィ~~~ひどい耳鳴りがして、起き上ろうとしても起き上れない。
「やっばぁ!」。
心の中で叫んだ瞬間、天井からオッサンが。
「え?」。
小太りで頭のはげた、あまりにも普通のオッサン。
青ヒゲまで見える。
天井からぬぅっと体を出してこっちを見ている。
「気持ち悪っ!」。
必死で金縛りを解こうとしていると、耳に鳴っていたキィ~~~ッという音がふっと消えた。
「おっ」と思った瞬間、天井にいたオッサンが目の前に。
口をパクパクしながら、何かしゃべっているように見えたけど、何も聞こえません。
すると、そのオッサンがいきなり爪をたてて、腕を振り下ろしてきました。
「うぉ」。
とっさにガードしましたが、右腕から大量の血がドバー。
「うわぁ~!」と大声を上げ、はっと気づいたら、寝ていたときと同じ姿勢。
「なんなよ、夢かよ...」。
ちょっとホッとして、右腕に目をやると、あきらかに自分ではつけられないひっかきキズ。
「マジかよ!」。
朝、学校でその話を友達にしたんですが、だれも信じてくれません。
家へ帰る途中、「ぜったいあのオッサン殴ったろ」と思い、車庫から鉄パイプを見つけ出し、夜に備えました。
ベッドに入り、枕元に鉄パイプを置いて就寝。
いつもの時間にまた金縛りがきて、「よっしゃ、こいや、コノヤロー!」。
何かわからないけど、とにかくやる気満々。
「まずは指を曲げて...」と、指を曲げようとしていたとき、ガタガタガタ...。だれかが階段をすごい勢いで上がってくる音がしたんです。
「やばい、やばい...」。
ガタガタッ。
「すぐそこやん、はよ金縛り解かな...」。
すると、すぐ後ろでボソボソッと声がして、いきなりガッと背後からすごい力で羽交い締めにされて動けなくなりました。
「助けて~」。
隣に寝ている兄貴に助けを求めようとしましたが、声が出ません。
苦しくなってきた。やばいやばいやばい...最後の力を振り絞って逃げようとしましたが、振り払えません。
「ウオォ!」自分では叫んだつもりだったんですが、そのとき、自分の手にだれかわからない人の指みたいな感触があったんです。
それを思いっきり、曲がらないであろう方向に曲げた。
人間の指なら確実に折れているぐらい、思いっきり、グググッゴリ...。
関節が抜けるのがわかりました。
その瞬間、ふっと体が軽くなり、体を絞めつけていた腕のような感覚がなくなったんです。
「あれ?」。
気づいたらベッドに座っていました。
手には指をつかんだ感触が残っています。
部屋はシーンとしていて、兄貴が寝返りを打っていました。
「なんだったんやろ?」。
とくに恐怖心もなく、不思議な感じでしたが、疲労感がすごく、すぐに寝てしまいました。
それ以来、金縛りはなくなり、あのオッサンはなんだったんやろ? という思いだけが残りました。
こうして文章にしてみると、気持ち悪い体験のように見えますが、実際は全然怖くもなく、次は何が起こるんやろ? みたいな期待感が少しあったぐらいでした。

(美浜町の会社員の男性・32歳)

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金縛り解けた瞬間、女の子の幽霊

◇心霊体験ですか。霊感もまったくないんですが、昔、金縛りにあったことはありますよ。
中学3年生のとき、受験勉強をしてて、寝るのが夜中の12時ぐらいになって、ベッドに入りました。そして、すぐに夢を見たんです。夢の中で、ボクは誰かに追いかけられて、何発もピストルで撃たれまくっていました。
痛さや苦しみの中で、目を開けようとしても体が動かなくて、息もできないんです。力も入らなくて、「これが例の金縛り?」と思いました。
しばらくしたら、体が楽になってきて、目も開けられるようになりました。すると、目の前に見たことのない女の子が立っていました。
その女の子は顔面血だらけでした。
ボクは怖くて、すぐ目を閉じました。そのまま寝てしまったんですけど、あの子はいったい何だったのか。
怖い夜でした。

(日高町の会社員男性・36歳)

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自分の「死」を認めることができるか

◇私はいままでそれなりにいろんな人の死に直面し、そのたびにショックを受けて、泣いたり悲しんだりしてきましたが、私はまだ死んだことがありません。
だから、自分が死ぬという、ものすごいショックに出会ったことがありません。
私は私が死んだときに、冷静に自分の死体を眺めて、「あぁ、私は死んだのだ」と静かに納得できるものでしょうか。
自分の葬式を、自分のことだと受け入れることができるのでしょうか。
「全然怖くないで」と前置きして聞かされたこの話は、私にふと、母の働くお店のお客さんがあるとき、自宅のゴミ箱に顔を突っ込んだまま死んでいたという話を思い出させました。
いわくで有名な由良トンネル(ただし新しい方)の話です。大雨が降っていて、交通事故が起きた。
その処理のため、警察が出動し、1人の警察官が交通整理を行ったいたところ、彼は見通しの悪さのためか、走ってきた車にはね飛ばされて即死した。
しかし、彼はそのまま交通整理を続けた...。
ひとしきり話したあと、「な? 怖くないやろ? 死んでも仕事続けてんねや。偉い警察官や」と友人は笑いました。
しかし、私は笑えませんでした。ゴミ箱に顔を突っ込んだまま死んだおばさんも、「ああ、私、いま何してたんやろ?」と、ムクリと起き上がって、いままでしていたことの続きをしているかもしれない。
どだい、怪談というのは、ひょっとして自分が死んだことを認めたくないか、知らないか、気づきたくない(元)人たちが登場するのではないかと、そんな気がしました。
私はまだまだ生きていたいです。

(御坊市の会社員女性・30歳)

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幽体離脱?

◇霊感が強いというわけでもないんでしょうが...。
いまから約20年前、高校受験を目前に控えた中学3年生の冬でした。
夜に自分の部屋で勉強をしながら、疲れてつい眠ってしまってたんですが、急に「ゴー」っていうすごい騒音が聞こえて、気づいたら体が宙に浮かんでて、天井の隅っこからこたつで寝てる自分を見下ろしていました。
声は出ませんし、移動することもできないまま、1分ほどでしょうか。
「あ、これってもしかして、幽体離脱?」「戻らないとあの世にいってしまう」って焦って、気がついたらこたつの居眠りから覚めた自分でした。
それまでにも金縛りのようなことは何度かありましたが、幽体離脱のような体験はこのときが最初で最後。
あくる日、友達や家族に説明したんですが、だれも信用してくれず、必死になればなるほど、まったく相手にされませんでした。
あれはいったい何なんでしょうか。

(日高町の会社員の女性・34歳)

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タイムカプセル

◇お化けを見たとか、不思議なものを見たとかいう話ではないですが、これはゾッとするちょっと悲しい実話です。
小学校6年生のとき、卒業記念として、成人式の日に掘り返す約束で、校庭にタイムカプセルを埋めました。
みんな、そのときの友達の写真とか、20歳になった自分自身にあてた手紙とかを入れてまして、8年後ぐらいですか。
約束した通り、成人式の日にみんなで集まり、タイムカプセルを掘り起こしました。
その2年ほど前、同じ卒業生の男の子が交通事故で亡くなってたんですが、その子が自分にあてた手紙を包んでいたのは、香典袋だったんです。
小学校のときからお調子者で、人を驚かせたり笑わせるのが好きだったんですね。
成人式の日にみんなをびっくりさせようと、こっそりそんなことをしてたんでしょうが、その場にいたみんなはさすがに一瞬、言葉が出ませんでした。
でも、しばらくたって考えてみると、みんな、その子の性格を知ってるし、「ああ、○○君ならこんなこと考えたやろな...」としみじみ、懐かしいような悲しいような、同級生としてちょっとうれしくもあって、不思議な気持ちになりました。

(市内の会社員の女性)

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ハンパやない〝老い〟

◇これはもうめちゃくちゃ怖いですよ。
私はまぁ、昔からそうだったんですが、35歳を過ぎてからのオッサン化がハンパやないんですよ。
髪の毛はもちろん、あごひげも白くなって、歯茎はやせてきて、目医者には「老眼きてますね」といわれ...。
また、この夏はあまり蚊ぁも寄ってこないと思っていたら、あの「ブーン」という羽音(モスキート音)はオッサンになると聞こえなくなるらしいですね。
もしかしたら、蚊ぁは耳元を飛んでるのに、ただ聞こえてないだけかも。
キャー! 助けて~!

(市内の会社員の男性・39歳)

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受験の神様が家に?

◇あれはいまから5年ほど前、高校受験に合格したその日の夜の出来事です。
あのころは龍神村の実家の2階で、お父さん、お母さん、2人の妹と家族5人が1つの部屋で寝ていて、みんなが寝静まった夜中の12時ぐらいでしょうか。
金縛りのような、体は眠ってるのに、頭が起きているという感じで、ふと目が覚めたんです。
すると、消しているはずの障子の向こう側の階段の上の電気がついてるみたいに、障子がふわっと明るくなってるんです。
「あれ? なんで明るいんやろ?」と思った瞬間、年老いた女の人の声ではっきりと、「見守ってるからね...」という声が聞こえたんです。
びっくりしたけど、不思議とぜんぜん怖くなく、だれか起こそうかと思ったけど、みんな寝てるし。
翌朝、お母さんにその話をしたら、「あんたまた寝ぼけて夢でも見てたんちゃう?」って笑われました。
そのころは高校受験で、あちこちの神社に行って合格を祈願してたんですが、もしかしたら受験の神様が合格のお祝いに来てくれて、「これからも見守ってるからね」と声をかけてくれたのかもしれません。
ちょっと不思議な体験でした。

(市内の会社員の女性・20歳)

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花火大会の夜に見たおいやん

◇小学校3年生か4年生ぐらいの夏休み。
いまもやってる御坊の花火大会の夜のことです。
私は仲よしの同い年の女の子と2人で、市内のある橋のたもとから花火を見てたんですが、とにかく人ごみがすごくて、小さな私たちは背伸びをしても花火が見えないんです。
そこで、近くにあった建物の2階入り口のベランダのようになってるところから見ようとなって、立ち入り禁止のロープがあったんですが、それをくぐって階段を上ったんですね。
そしたら、思った通り、すごく花火がきれいに見えて、きれいな打ち上げ花火に興奮、感動してたんですけど、私がなにかの拍子にふと後ろの建物の入り口ドアを振り返ったんです。
そしたら、その真っ暗な建物の中、ドアの向こうに40代ぐらいのおいやんが1人立ってて、私たちの方をぼうっと見てたんです。
たしか、そのとき、そのおいやんが立ってた建物のお店は営業をしてなくて、だれもいないはず。
私はびっくりして、隣にいた友達の肩をたたいて一緒にドアを振り返ったら、今度はもうおいやんの姿はなかったんです。
でも、私が最初に見たときは間違いなくおいやんが立ってたんです。
実際、本当においやんが立ってたのかもしれませんけど、ほんの数秒後に姿が消えていたのも不思議で...。
花火の季節になると思い出すちょっとゾッとする話です。

(市内の会社員の女性・20歳)

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ドッペルゲンガー

◇4、5年ほど前の話です。
ある日、友達と御坊市内の本屋さんに行ったとき、中学校時代の同級生の男の子を見かけたんですね。
向こうは気づいてませんし、こっちから声もかけず、私たちはそのままその店を出て、車で国道を走ってまた別の本屋さんへ向かいました。
そしたら、その途中、さっき本屋で見た男の子がバイクで走ってるのを見かけまして、私たちが2軒目の本屋に着くと、また、その男の子とばったり。
そこで初めて声をかけて、「○○君、さっき、○○(本屋)におったやんな?」って聞くと、「いや、行ってへんで」って否定されたんです。
「うそやん! さっき、○○におって、バイクでここへ来たんやろ?」っていったんですが、「絶対に○○には行ってへん!」って。
もしかして、私たちは○○君のドッペルゲンガーを見たのかも...。
って、ただの人違いでしょうけどね。
怖い話でもありませんが、ちょっと不思議な出来事でした。

(美浜町の20代の女性)

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病院の夜勤で

◇私、独身時代は病院の看護師をしてたんですが、やっぱり病院というところはいろいろ、〝そっち系〟の話には事欠きません。
どれも私自身、直接の当事者ではありませんけど、1つは看護師が3人一組で朝まで仕事をする夜勤のときの話です。
先輩のAさんは死んだ人の姿が見えるらしく、夜勤のときも詰め所に遊びに来る男の子を見るんです。
その子は少し前に亡くなった病棟の患者さんで、Aさんは「あ、○○君が来た」「ほら、いまそこにおるわ。 ○○さんの後ろに」とか、私に向かって真顔でいうんですが、私ともう1人には何も見えません。
初めていわれたときはゾッとしましたけど、だんだん、それが慣れっこになってくるんですね。えらいもんで。
また、別の日にAさんが「また○○君が来てる」とかいわれても、「あ、そうですか」って怖くもなんともなく、その人もお化けを見てるっていう感じではないんです。
見える人には見えるんですね。
それから、別の同期の子は、病院の仮眠室で寝ていると、夜中に部屋の前を男の人が「いち、に、さん、し...」と何かをかぞえながら歩く声と足音を聞いたそうです。
それも3回ぐらいあって、それ以来、その子は怖くなってその仮眠室で寝られなくなり、日勤明けから夜勤までの間は私の下宿まで来て寝ていました。

(美浜町の女性)

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ベッドを揺らすおじいさん

◇私も以前、病院で看護師をしていました。
夜勤では病棟の各病室を巡回するんですが、ある晩、真夜中の3時ごろ、ある女性の患者さんの病室(個室)を巡回したとき、その人が起きてたんです。
「どうかされましたか」と聞くと、「いま、そこにおじいさんが立ってて、ベッドを揺らしにきた」っていうんです。
そんなバカな...と思って、電気をつけると、その患者さんは部屋の壁にいくつもお守りを吊っていて、床には塩を盛ってるんです。
さらに、枕の下にもお守りと塩が敷いてあって、怖くなった私は「大丈夫ですよ。早く寝てくださいね」といってその場を離れましたが、めちゃくちゃ怖かったです。
その病室はたしかによく患者さんが亡くなってたんですよね。

(美浜町の20代の女性)

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窓の外に岸部シロー?

◇よくある金縛りってやつですけど、あれはたしか17歳ぐらいのとき。
その日は近所のだれか、男の人が事故かなにかで亡くなった日だったんですが、いつものように2階の自分の部屋で寝てたら、突然、体が硬直して動かなくなったんです。
「あれ? 体が動かん。声も出やん。もしかして、これって例のアレ?」って考えながら、ふっとベッドの横の窓を見たら、ガラスの向こうに白い三角の布を頭につけた、コントのお化けのような格好をした男の人(40代ぐらい)の上半身が浮かんでて、私の方を見てるんです。
首には西遊記で岸部シローのカッパ(沙悟浄)がつけてたような、ガイコツのネックレスをして。
いま思えばなんちゅうベタなお化けかいなって思いますけど、そのときはもうあらくとう(すごく)怖くて、金縛りが解けた瞬間、下で寝てたお父さんとお母さんの布団に逃げ込みました。
あと、そのころは「金縛りは18歳までにならんかったら、一生なれへん」っていう話も聞いてたので、「もうちょっとで18やのにな...」と悔しがってましたね。
でも、金縛りは後にも先にもそのときだけ。あれはいったいなんだったんでしょう。

(美浜町の女性・40歳)

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農免道路で見たシュールな光景

◇1年ほど前ですかね。
夜の10時か10時半ぐらいだったでしょうか、市内の一般に「農免道路」って呼ばれてる道を車で走ってたんです。
時間帯も遅いですし、山の近くですから、家の明かりも車の通りもぜんぜんありません。
で、遠くの明かりがぼんやり見える交差点の街灯の下に、1台の車が止まってて、その横に男の人が立ってるんです。
「こんな時間になんやろ。事故?」とか思いながら、近くまでくると事故のような感じでもなく、車はトランクを開けた状態で、立ってるのは仕事帰りの会社員のようなスーツを来た若い男性なんですね。
「こんなとこで何してるんよ?」と思いながら、さらに近づいてみると、その人の体の前で、何かがフワフワと浮いてるんです。
通りすぎる瞬間、スピードを落としてよく見ると、それはオモチャのヘリコプターで、無線のラジコンではなく、有線のコードがついたオモチャなんです。
こっちは怖いというか、気持ちが悪くて、ほとんど止まるようなスピードで見てたんですが、その男性はまったくこっちを気にすることもなく、ヘリコプターの操作に夢中。
夜中に、農道の街灯の明かりの下で、仕事のような格好で、なぜヘリコプターを飛ばす必要があるのか。
お化けではないんですけど、どう考えても意味が分からないんです。
考えてみるに、欲しくてたまらなかったオモチャのヘリがやっと手に入って、家へ帰る途中、朝までガマンできなかったんでしょうか。
通りかかる車に隠れてという様子でもなく、なんなら、見てほしいぐらいの勢いで、むしろ得意になってオモチャを見せびらかしてるような感じもしました。
私は霊感もなければ不思議な体験もまったくありませんけど、あれはもうお化けといっても過言ではないぐらい、シュールな光景でしたね。

(市内の会社員の男性・39歳)

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由良トンネル

昭和40年代後半の話...これはホンマの話やで。
雨の日、女性が御坊方面から家に帰っていると、由良トンネルの手前で手を上げている女の人を見かけたんやて。
ほんで、後ろへ乗せてあげたらしいんやけど、気が付くと、そこには誰もいてへんし、よお見たら、シートがベタベタに...。
由良では有名な話や。
聞いたら、ちょうどその頃、由良へ働きに来ていた工事関係者が御坊へ飲みに行く時、由良トンネルを抜け、そのまま日高町のため池へはまってて、だいぶたってため池から車と白骨死体が見つかったらしいわ。
確か3人。
それ以来でえへんようになったみたいやけど、私も雨の晩にトンネル通るん嫌だったわあ。
みな、ルームミラー見たり、きしょくわるかったて聞いたで。

(由良町の70代男性)

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水越峠

水越峠、知ってるやんな。何かといわく付きで...。
30年ほど前らしいんやけど、タクシーの運転手が女の人を乗せて気ついたら誰もおらへん、シートベタベタ...そんなベタなうわさとか、白い車でクラクションを3回鳴らすと後ろに知らない人が乗っていたり、右のサイドミラーに人が映ったりとか。
そんな水越峠に昔、姉妹が2人で経営してた飲食店があったんよ。
1階が店で2階が住居。
その姉妹の1人が幼いころから心霊体験をよくする人で、寝ていると枕元に老婆がよく座ってるて。
そしてある晩、馬乗りになって首を絞められたとか。
その店は厨房を腰くらいの高さの扉で仕切っていたんやけど、上が丸見えってことでカーテンつけたんやて。足だけ見える感じかな。
そんな厨房、よく入り口の方から誰かに見られている感じがしたんやて。
思わず振り返るくらいの視線、でも振り返ると誰もいない。
バイトしてた子はみんな口をそろえたみたい。
ある日、姉妹の1人が洗い場にいると、その視線を感じたんやて。
見たら人がのぞいている。
カーテンのすき間に目、足はない。
あの老婆かな...と思っていた矢先、だんだん目つきが怖くなってきて、いよいよ危ないってことで店の玄関に盛り塩したんやて。
そしたらピタッとなくなって。
何日か経ったある雨の日、盛り塩をうっかり忘れたんやて。
そしたらカーテンのすき間に目が...ずらーっといっぱい目が並んで厨房をのぞいてたんやて。
いまはその店もうやってないわあ。

(由良町30代男性)

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ホームレス

10年以上前かな、三尾川にホームレスの方が住んでたんやて。
地元の人たちともなんか仲良くなって、愛着あるというか、なんというか。
でも、ある日を境にまったく姿を見なくなったんやて。
みんな「どっかへ行ったんやろか」とか軽い気持ちでいたんやけど、ある日、自転車で通学していた中学生が県道沿いで見かけて、夕方には話をしたとか。
でも、食べ物をもらいに来たりせえへんし...。
以来、みんな同じ場所でよく見かけるようになったんやけど、笑っていたり、泣いていたり、怒っていたり。
気遣ってみても「ええんや、放っといてくれ」て。
やがて夜中にも見るようになって...。
ほんとはもっと前に首つって死んでたんやて。
迷惑をかけまいと亡くなったのかな。
それが、三尾川の人だけなんよ。
見たの。
情があったのかな。

(由良町の30代男性)

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衣奈のトンネル

衣奈のトンネル。
2、3年ほど前もうわさになったんやけど、釣り客が門前からの上り坂で女の人が歩いているのを見たやて。
1時間半くらい経ったあと、また別の釣り客が同じ場所らへんで荷物を背負った女の人見たて...。
釣り客が通る時間っていうたらだいたい深夜。
何回も、何人も見たって聞いたことあるわあ。
そんな衣奈のトンネル。
10年ほど前かな...同級生が体験した話なんやけど、免許取りはじめで、友だちとドライブしてたんやて。
そいつは祖父が死ぬ前に廊下歩いているの見たり、霊感が強いねん。
その時は助手席に乗ってて、衣奈方面からトンネル向いて行ってた時、トンネルの手前で何か感じて...そしたら運転手がトンネルの入り口に霧のような白い靄があるのに気づいたんやて。
もう引き返えせんし、真っすぐ行ったら、その靄が車の中へ...運転席と助手席の間を血まみれの若い男がすぅ~と抜けていったとか。
ちょうど盆前。
衣奈の人もよく見かけたて。
そうしたら、その1、2カ月前に事故で亡くなった人がおってん。
印南の方かな。
どうもその人やろってなって、遠くで亡くなって無念だったんやろう、ふるさとへ帰ってきやってんなあ。

(由良町の30代男性)

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盗んだ人の携帯で何てことを!

いまから5年ほど前の夏。うちにドロボーが入って、現金とボクの携帯電話が盗まれたんです。
夜中に1階勝手口から入ったらしく、翌朝、「あ、やられた!」と思ってたら、嫁はんの携帯に、ボクと嫁の共通の女友達から「真夜中にあんたのダンナから着信あったんやけど」「あんたのダンナさんからおかしな電話があった」っていうメールがきまして、ボクが盗まれた携帯を買う前に使ってた携帯電話を引っ張り出してきて、それに残ってたメモリから何人かの女の子の友達に電話をして聞いてみたら、「(電話が)あったよ。いやらしいこというたり、気持ち悪かった」「へんな(下半身を映した)動画も送ってきたわ」とかムチャクチャ。
盗んだボクの携帯で、女の子かなと思う「○○子さん」とかいう名前で登録してる電話に、片っ端からかけてムチャクチャやってるんです。
結局、この犯人は白浜かどこかの40代の男で、あとで盗みに入ったところを現行犯逮捕されたそうです。
同じような携帯電話を盗んだ余罪は40件ほどあったみたいですが、おかげでボクは完全に変態扱い。
また、ボクの携帯ではなかったですけど、ボクの会社の女の子は、この犯人が盗んだ違う携帯電話から、下半身を写した写メが送られてきたそうです。
何が楽しいんでしょうか。
ゾッとするような気色の悪い話です。

(印南町の会社員の男性・31歳)

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社員寮

◇これは私がS町の社員寮に入っていたころの話です。
その寮は昔、自殺した人がいるとかでよく〝出る〟と言われていました。
私自身、霊感はないのですが、霊感のある同僚は「廊下の端に女の子がいる」とよく言っていました。
ある夜、私はいつものように部屋で一人で寝ていました。
明け方くらいでしょうか、誰かがドアをノックする音が聞こえました。
私はパジャマ姿でメイクもしていなかったので、居留守しようと声を潜めていました。
しばらくしてノックの音が止んだので「諦めたかな」と思った次の瞬間、ガチャっとドアが開き、誰かが入ってきました。
「ドアには鍵もチェーンもしていたのになんで」と怖くなった私は、ここから逃げ出そうとしましたが、全身が金縛りにかかり目も開くことができません。
トコトコ足音が近づいてきて、私のベットの横で止まりました。
体は全く動きませんでしたが、目だけなんとかこじ開けてみると、目の前に女の人の下半身が。
そこからはもう何も覚えていなく、気がつけば朝になっていました。
もうその職場で働いていませんが、いま思えばあのころはずっと頭痛に悩まされていたような気がします。

(由良町の女性・27歳)

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実は数日前に

◇数年前の夜中2時ごろ、友達2人と夕食を済ませ帰宅するときのこと。
私が運転する車で、友達の1人を御坊市内の家まで送っていきました。
家の近くでおろし、Uターンしようとしたとき、ヘッドライトの前に白装束を来た顔見知りのおばあさん...。
何とそのおばあさん、足がないのです。
車の中にいたもう1人の友達もビックリ。
木の向こう側に姿が消えたので、事実を確認しようとしばらく待っていたのですが、そのまま姿を見せることはありませんでした。
後日知ったのですが、おばあさんはその数日前に首を吊ってお亡くなりになられていたそうです。

(御坊市の50代の男性)

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トンネルで乗せたのは...

◇40年以上も前、近所の知り合いの男性に聞いた話です。
その人はお盆の帰省で、和歌山市からバイクを飛ばして美山村の実家へ向かっていたそうです。
午前2時ごろ、株井峠の薄暗いトンネルを歩く若い女性に遭遇。
このまま歩いて峠を下るのも大変だろうし、何よりも真夜中で暗くて危ないと思い、声をかけ、バイクの後ろに乗せることにしたそうです。
数百㍍走って、いまの火葬場のあたりまで来たとき、バイクの後ろが突然重くなりバランスを崩し転倒。
「やばい、ケガはないか」と後ろを振り返ると、乗っていたはずの女性の姿がありません。
転倒の弾みで飛んでしまったのかと、真っ暗闇のなか、辺り一面を懸命に探したらしいのですが、とうとう見つけ出すことはできなかったそうです。
その人は怖くなって、お盆の間も家から一歩も外へ出ることはなく、「大変なことをしてしまった」と罪悪感と恐怖で震えていましたが、この出来事は新聞で事故や事件として載ることはなかったそうです。
乗せたのは何? どこへ消えた? それとも夢? 常識では考えられない不思議なことってあるもんだと思いましたね。

(日高川町の60代の男性)

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肝試しのビデオに映っていたものは...

◇友達から聞いた話ですけど、若い男女のグループが人が住んでいない古い家で肝試しをしたときのことです。
1人の子がビデオカメラを回して、「こんばんは」「失礼しま~す」「汚い家ですね」とかいって、調子にのって実況しながら撮影していたんですが、キャーキャーいいながらもひととおり家の中を回って外に出たら、カメラを持っていた子がいません。
もう一度、家の中に戻って探したんですが姿は見えず、名前を呼んでも返事がありません。
ふと見ると、床の上にビデオカメラが転がってて、そのビデオを拾って外に出て、車の中でテープを巻き戻して再生したそうです。
すると、行方が分からなくなった子が撮影した様子が映ってて、「こんばんは」「失礼します」とかいったあとに、「こんばんは...」「はいどうぞ...」とか細い女性の返事をする声が録音されていました。
それで最後に、その子が「お邪魔しました~」といった瞬間、はっきりとした大きな声で「待て!」という声とともに、その子の腕をつかむ白い腕が映っていたそうです。

(市内の10代のアルバイトの女性)

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またも由良のトンネルで

◇もう25年ぐらい前ですね。
当時、海南で働いていた弟は免許を持っていなかったので、たまに御坊へ帰ってきて、遅くなったときは私が車で海南まで送り届けてたんです。
まだいまのように高速もなかったですから、広川町から水越峠を越えて、御坊へと国道を走ってたんですが、由良のトンネルにさしかかるとなぜかカーステが突然止まって、カセットテープが飛び出すんです。
「あれ?」と思ってまた押し込もうとしてもなぜか入らない。
「おかしいな」と思いながら、次の日にはまた元通りなんともないので気にもしてなかったんです。
でも、またしばらくして、弟を送って行った帰り道、今度は由良のトンネルが近づくにつれて、私の前を走っていた何台もの車が1台、また1台と、わきに止まって、私が先頭になったんです。
なんか気持ち悪かったんですが、由良のトンネルが近くなって、今度はテープが止まらないよう、まだ残量も半分ぐらいあるのを確認の上、ボリュームを上げてトンネルの中へ入ったんです。
そしたらまたも、テープが止まって、今度は両足の先からピリピリと低周波治療器のような電気を感じて、ハンドルを握ったまま金縛りのように体が固まってしまったんです。
トンネルを抜けるとカーブになってますから、「このままだと事故を起こす」と焦ったんですが、トンネルを出た瞬間に金縛りが解けて、カーステからまた音楽が流れ出しました。
もう私は怖くて怖くて、泣きそうになって市内の家まで帰ったんですけど、時間はもう夜中の12時前です。
家についたらヘッドライトの向こう、玄関の前で、寝てるはずのお母さんがぼんやり立ってるんです。
「もうすぐお前が帰ってくると思たんよ...」。
いつもなら完全に寝てるんですよ。
その日に限って、別に心配してた訳でもなく、玄関の外に立ってるなんて...。
カーステの件といい、いまだによく分からない恐怖の体験でした。
あれ以来、私は由良のトンネルはほとんど通っていません。
由良より北へ行くときは、必ず高速道路に乗るようにしています。

(市内の40代の女性)

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個室トイレ

◇ついこないだのこと。
朝、いつものように1階のトイレに行ったら、大の方の個室が2つあるんですけど、1つのドアが閉まってたんです。「あ、だれか入ってるんやな」思いながら用を足し、何時間後かに行くと、また、同じ個室のドアが閉まってた。
これはよくあることで、「まただれか入ってるな」ぐらいのもんですけど、今度は昼休み、大の方したくなってトイレに行ったら、またまたドアが閉まってる。
ちなみに閉まってる方は和式、開いてる方は洋式で、どっちも人が入って中からカギをしない限り、ドアは開いてる状態なんです。
私は洋式派ですからラッキーだったんですが、そのときも用を足しながら隣が気になって、「もしかしたら、だれか中で倒れてるんちゃうやろか」と少し心配になってきたんです。
さらに数時間後、今度は小の方で4回目、まさかと思って入ってみると、またまたまた、ドアが閉まってます。
「ええ! こんなことってある?」と思ったんですが、ドアをノックするのも、本当に用を足してたらいやな感じですし、そのままにして、今度は仕事を終えて帰り際、おそるおそるトイレを見たら、鏡に映ってドアが閉まってるのが見えたんです。
「うわ、こらあかん。絶対におかしい。中でだれか倒れてる」と思って、携帯で同僚を呼び出し、朝からの経緯を説明のうえ、2人でドアをノックしました。
そしたら、ドアにはカギがかかってなくて、キィイッと開いた中にはだれもいませんでした。
ごくたまにあるんですかね。
何かの拍子にドアが引っかかって閉まった状態になってただけ。
あれはなかなか、ゾッとする体験でしたよ。

(市役所の40代の職員)

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下半身からスキンヘッドのおいやん

◇あれは高校3年生ぐらいですから、いまから8年ほど前の話です。
当時、ぼくは御坊市内のマンションに住んでて、学校の友達がしょっちゅう遊びに来てたんです。
その日は友達がうちに泊まりにきてて、夜中に寝てたら、急に目が覚めて、「あ、金縛りや!」と思った瞬間、体が動かなくなりました。
目だけは動いて、足元に視線を移したら、自分の下半身からスキンヘッドのおいやんの上半身が出てて、ぼくの方を見てるんです。
「マジかよ~」と怖くなって、目を閉じて、パッと金縛りが解けると同時に、布団をかぶり込んで朝まで震えていました。
あれ以来、金縛りは月に1回ぐらい、いまも続いてますけど、おいやんが出てきたのはあのときだけですね。
絶対に夢ではなく、その後、仕事で知り合いになったM谷に似てたんですが、もしかしたら、M谷さんが遊びに来てたのかも...ってなんでやねん!

(御坊市の会社員の男性・25歳)

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放課後の体育館で見た半透明の女の子

◇中学校2年生のとき、ぼくは卓球部で、放課後は毎日、体育館で練習してました。
体育館は一部が2階建てで、卓球部のぼくらはバレー部のコートを見下ろす形で、2階で練習をしてたんです。
蒸し暑い梅雨のある日、友達と練習しながら、ぼくが打ち返した球がそれて台の横に転がって、拾いに行こうとして、ふと1階のバレーコートに目をやった瞬間、「うん?」となりました。
というのは、バレーのコートの横の壁のところに、全身が青い半透明の体操座りをしている女の子がいたんです。
なんやろっと思ってもう一度見たら、その子は消えていました。
それ以来、別に何か変わったことが起こることもありませんが、あれはいったい何だったんですかね。
いまでも不思議な出来事でした。チョレ~イ!

(御坊市の会社員の男性・24歳)

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トンネルの上から大きな岩

◇霊感はかけらもなく、不思議な体験をしたこともありませんが、怖い体験はちょいちょいあります。
昔、仕事で毎日のように白崎の海岸線を車で走ってたんですが、ある日の朝、いつものように車で走っていると、海洋公園の前のトンネルになったところで、後ろから「ドーン!」という大きな音が聞こえたんです。
びっくりして車を止めて見に行くと、トンネルの上からサッカーボールほどの岩が落ちていました。
あと1秒か2秒遅かったら...と思うと、背筋がゾ~ッと冷たくなりました。

(由良町の会社員の男性・42歳)

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ワシの上で寝るな?

◇怖い話? う~ん、これは怖い話になるのかどうか分かりませんが、去年のお盆に、母親の実家へ泊まった夜のことです。
2階の部屋で布団を敷いて寝てたら、風邪でもないのに頭が痛くて目が覚めました。
しばらく我慢してたんですけど、痛みはおさまらず、吐き気もしてきて、もどしてしまったんです。
で、2階で寝るのはちょっと怖くなってきたので、1階に下りて寝たら、頭痛がおさまったんです。
朝になって気づいたんですが、ぼくが2階で布団を敷いていたのは、ちょうどおじいちゃんの仏壇の真上の位置だったんです。
だから、おじいちゃんが、「おい、ワシの上で寝るなよ」って怒ってたんかなぁと思ったりもして...。おじいちゃん、ごめんな!

(御坊市の会社員の男性・25歳)

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窓ガラスに人の手のあと

◇4年前の夏、友達2人と3人で夜中にドライブしてて、美浜町の松林の中を走ってたんです。
車は女友達のT子の車で、T子が運転。
そしたら道のそばにお墓がいっぱいあって、そこで車を止めて、窓を開けてキャーキャーいいながら騒いでました。
もう行こうってなって、後ろの窓を閉めたら、ガラスにすがりつくような人の手のあとがついてたんです。
それも油で汚れたような感じで。
それを見て一気に怖くなって、T子の家まで逃げるように帰りました。
翌朝、T子はいつものように出勤する途中、毎日のように走り慣れた家のすぐ近くの交差点で、ガラスに手形がついていた左後ろをぶつけてしまって、ガラスはバリバリ、ドアごと交換するはめになりました。
これもただの偶然なのか、霊のしわざなのでしょうか。

(御坊市の会社員の女性・22歳)

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霊も寄ってこんやろ

◇仕事でちょっと知ってる人なんやけど、40すぎの独身のブタのおっさん。
そんなふうにはぜんぜん見えんねけど、聞くところによると、えらい霊感が強いらしい。
で、ある日の朝、ワシが仕事へ行く前にコンビニへ寄って、パンを買おうとしたら、そいつがレジでワシの前に立っててん。
向こうはこっちに気づいてないし、こっちから声かけるほど仲よくもないし、ま、ええわ思いながら黙って後ろへ並んでんけど、カウンターに唐揚げとかコロッケとかのコーナーあるやん。
おっさん、そこを指差して、急きも慌てもせんと、唐揚げやら、なんとかチキンのうましおやら...胸わりほど揚げもん買うてんの。
朝の7時半やで。
おまえ、いまからなんぼほどカロリー摂取すんねん。
あがいなもん、女の子も霊も寄ってこんっちゅうねん!

(御坊市の自営業の男性・46歳)

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公園の片隅で・・・

◇おぉ、怖い話やったら、ついこないだあったばっかりや。
田辺の家の近くのある公園で、夕方に犬を散歩させてたら、いつもはあんまりない車がいっぱい止まっててん。
「なんや今日は車多いなぁ」思いながら、ちらっと見たら、どの車にも人が乗ってんねん。
なんやろ、なんかイベントでもあるんかな思たら、暑いもんやから車の中で待ってたんやろな。
みんなタイミングを合わせるかのように、一斉に車から下りてきて、公園の一角に集まりだしてん。
でもそれがどう見ても、全員が他人同士で、面識はない感じやねん。
若い子もおりゃ、ワシみたいなおっさんもおるし、もっと年いったおばはんもおったわ。
30人ぐらい。
みんな黙ったまんま、輪になってどんどん、体がくっつくほど寄りかたまっていくねん。
なんやなんや、なんかの宗教の集まりか。
怖いというか、気色悪い。
遠巻きに見てたら、今度はみんながほぼ同時にポケットからスマホ取り出して、なんや、画面をさわって操作しだしてん。
もうその光景は完全に異次元のワールド。
あくる日に職場の若い子にいうたら、「それ、伝説のポケモン狩りちゃいますか」っていわれたわ。
ポケモンGOて、まだやってる人おるんやな。
どうも、強いモンスターをみんなで協力してやっつけるとか、そんな話らしいけど、ワシらそんなん知らんさかいにな。
ほんま、なんかの宗教の集まりかいな思て、ゾッとしたわ。

(田辺市の男性・56歳)

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謎の包み紙の中から

◇5年前の秋でした。
友達のA子の家に仲のいい男の子や女の子数人が集まって、心霊スポットを見に行こうってなったんです。
で、全員が一台の車に乗り込んで、由良のトンネルとか廃墟とか、いくつかの怖いところをウロウロしながら、またA子の家へ戻ってきました。
そこは離れになっていて、A子しか住んでいないんですけど、戻ってきたら、テーブルの上に包み紙が置かれてたんです。
「これなに? こんなんあったっけ?」「家出るときにはなかったよな?」。
たしかに、ドライブに出るまでは、そんなものはなかったのに、戻ってきたら、くしゃくしゃになった包み紙がありました。
で、なんやろなっていいながら、紙を広げてみると、中から塩のような白い粉がいっぱい噴き出して、みんな「うわぁ!」ってとびのきました。
あれは何だったのか、いまだに分かりませんが、すっごい寒気がしたのを覚えています。

(御坊市の女性・25歳)

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天然爆発! せいじ先輩とのランチ

◇最近の話なんですが、営業の先輩と2人でホテルの内覧会に招待されまして、そこで、ビュッフェ形式のランチをいただいたんです。
まずはお皿に自分で前菜を盛り付けて、スープやメインディッシュのお肉をいただきました。とてもおいしくて、もうおなかいっぱいになったころ、向かい合って座っていた千原せいじのような先輩が、新しいお皿を手に、おかわりを取りに行きまして、戻ってきたお皿の料理を見てびっくり。
たこ焼き4個、フライドポテト3個、チキンナゲット2個、お刺身、さらに自分でアレンジした海鮮丼も...。
「おっさん、なんぼほど食うねん...」とあきれてると、そこへシェフが来まして、「お肉はいかがでしたか」と聞いてきました。そしたら、そのせいじ先輩、「あのよ、この肉の横のポテトはどうやって食べるんかな」「肉、味ないんやけど、このポテトをタレみたいにつけて食べたらえんかいな」。
そのポテトは完全な添え物で、お肉の横には粗塩が置かれてるんです。シェフが困った顔で、「お客さま、そのポテトはタレではなく...こちらの粗塩につけて食べていただければ...」と説明してくれました。
それを聞いたせいじ先輩、「おうな、そういうことか。わい、またこのポテトをばタレのかわりにすんのかな、おかしいなって思てね」。
シェフは「いえいえ、こちらこそ、盛り付けが分かりにくくて申し訳ございません」って謝ってくれてました。でもせいじ先輩、さらにでかい声で、「すいません、粗塩って、こいよな?」って緑色の野菜を指さしてるんです。
それ、どう見てもシシトウなんです。シェフもさすがに困り果てて、半ばあきれ顔で「お客さま、そちらはシシトウでございます...」。
もうがさつというか、天然ぶりにもほどがある。
ゾッとしました。

(印南町の女性・38歳)

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株井峠で消えた単車

◇3年ほど前のことです。その日は仕事が遅くなり、深夜11時ぐらいだったと思います
株井峠を美山方面へ向かって、1人で車を運転していました
トンネルに入ったとき、私の車の前を走ってる単車に気づきました
「こんな時間に...」と思っただけで、乗ってるのが男の人だったか女の人だったかも分かりません
それがトンネルを出た瞬間、目の前から消えたんです
「あれ? どこ行ったん?」
前にも後ろにも単車のライトは見えません
もしかしたら、猛スピードで走り去ったのかも
私もスピードを上げてさがしたんですが、前の道は真っ暗で単車も単車らしきライトも見えませんでした
別に怖くもないし、それから何かが起こるようになったということもありません
でも、間違いなくトンネル内で単車が走ってたんです
あれはいったい何だったんでしょうか。

(日高川町の女性)

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職場を歩いていた兵隊さん

◇私は前から、ときどき「見える」んです
お盆に河原を見ると、亡くなった人が何人もいて、なかには知り合いだった近所の人もいたり
あれはいまから2、3年前ぐらいですかね
ある日の夕方、いつものように職場で仕事をしながら、ふと廊下を見たら、軍服姿の兵隊さんが歩いていました
目は合ってませんが、その兵隊さんはこれから戦場へ行くというような険しい表情で、数秒でその姿は見えなくなりました。

(日高川町の公務員の男性・45歳)

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旧由良トンネルから連れてきたもの

◇10年ほど前、旧由良トンネルへ4人で肝試しに行きました
そしたら一人が急に泣き出して、慌てて家に帰ってきたんですが、お母さんがその泣き出した子の肩に、何か乗っているのが見えるって言うんです
本人に言うとパニックになりそうだったので黙って帰したのですが、怖かったのはそのあと
台所の食器棚からお皿が1枚お母さんの近くに落ちたんです
本当に何か連れてきてしまったんでしょうね
その後は誰の身にも特に何もありませんでしたが、旧由良トンネルには二度と近づきたくありません
と、これは御坊市内に住む友だちの体験なのですが、ほかにも同じような話を聞いたことがあって、私も怖くてたまりません。

(美浜町の会社員の女性・32歳)

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