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横断歩道では一時停止

2018年4月17日

 春休みが終わり、日高地方の小中高校生も新しい学校生活をスタートさせた。歩道では体が隠れるくらいのランドセルを背負った新小学1年生が上級生らに連れられ、登下校する様子はほほえましい限りだ。一方で、車が頻繁に行き交う道路のすぐそばを小さな子どもが歩いている様子は、いつか事故に巻き込まれないか不安も覚える。


 警察庁によると2013年から17年の5年間で、横断歩道を歩行中の小学生が死傷した交通事故の9割以上に車両の一時停止無視などの違反があったという。全国で、横断歩道を渡っているときに交通事故で死傷した小学生数は7364人。そのうち、車両が一時停止や減速を怠る「歩行者妨害等」が3907件あったとのこと。


 横断歩道の歩行者優先は道路交通法で定められている。車両が横断歩道へ接近する際は明らかに人がいない場合を除き、直前で停止できる速度で進行し、横断者がいる場合は停止し、通行を妨げないようにしなければならない。違反すれば反則点数と罰金もある。


 ただ日高地方で運転している中、守られているとは感じられない。日本自動車連盟(JAF)が行ったアンケートでは、一時停止しない理由について「対向車が停止せず危ないから」が44・9%、「後続から車がきておらず、自車が通り過ぎれば渡れると思うから」が41・1%。筆者も一時停止したものの対向車が止まらず、筆者を先頭に行列ができて少し気まずい思いをしたことがある。ただ一時停止はマナーや気遣いでなくルール。小さい小学生でも安全に登下校できる環境づくりのためにも、「歩行者がいる横断歩道では一時停止」を徹底するよう心がけよう。(城)


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