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みなべ町がウミガメ保護条例制定

2018年4月 5日

 みなべ町は本州最大のアカウミガメの産卵地として知られる千里の浜などに上陸したウミガメを守る「ウミガメ保護条例」を制定した。将来にわたって共有資源として継承することを目的とし、「何人もウミガメを捕獲(殺傷する行為を含む)してはならない」などと町民の責務などを定めている。今月から施行されている。


 条例の目的は「豊かな自然環境を構成する貴重な野生動物であり、学術的、文化的価値を有するものであることから町及び町民等が一体となって保護を図り、将来の町民に共有の資源として継承すること」としている。町の債務としては「教育活動、広報活動等を通じてウミガメの保護の必要性について町民等の理解を深めるよう努める」とし、町民等の債務では「町が実施するウミガメの保護に関する取り組みに協力するよう努めなければならない」とし、ウミガメの捕獲(殺傷する行為を含む)の禁止のほか、「町内の海岸に産卵されたウミガメの卵を採取(き損する行為を含む)してはならない」とも明記している。


 千里の浜では毎年5月から8月にかけてアカウミガメが上陸・産卵する。昨年は5月22日から8月22日までに271頭が上陸し、127回の産卵があった。地元の青年クラブみなべ、みなべウミガメ研究班のほか、NPO日本ウミガメ協議会が調査や保護活動を行っている。千里の浜近くでは現在、調査や観察の拠点施設とする「千里ウミガメ館」の建設も進めており、上陸・産卵が始まる5月ごろから供用開始となる。ウミガメの観察は町教育委員会に申し込みが必要としている。


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