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中村県議が医大薬学部への編入制度導入を要望

2018年3月 9日

 仁坂吉伸知事は7日、和歌山市七番丁に開設が予定されている県立医科大学薬学部について、和歌山高専からの指定校推薦編入制度導入を検討する考えを示した。同高専では薬剤師になりたいと考える理系女子が増加傾向にあり、この日の議会一般質問で中村裕一議員(自民党・御坊市)が要望。仁坂知事は「学生にも大学側にもメリットは大きい」とし、地域医療の充実に向け前向きな姿勢をみせた。

 和歌山高専の現状について中村議員は、「近年は高学歴化の影響で5年間の専門教育のあと、多くの学生が大学3・4年に相当する専攻科に進学、全国の国公立大学・大学院に編入しており、その数は高校の進学校並みともいわれている」と説明。全国的には国立高専から大学の薬学部へ編入学する例があり、和歌山高専からは薬剤師養成課程ではないが、大阪大や岡山大の薬学研究科に進んだ学生もいる。また、学校説明会等では、生物応用化学科の受験を考えている女子中学生から毎年、「将来は薬剤師になれますか」という質問があるといい、仁坂知事に対して「和歌山高専からの編入学は医療人の高齢化、人材不足が進む紀南の学生が薬剤師になれる大きなチャンスといえる。県立医大薬学部に編入学できる道を開けないものか」と要望した。


 仁坂知事は「そもそも大学編入制度は入学機会の拡大という学生にとってのメリットに加え、多様な人材を受け入れるということで大学自体の活性化も期待でき、多くの大学がこれを実施している。現在、和歌山県立医科大薬学部開設にあたり、医療人としての専門知識、技術が要求される教育方針を考慮したカリキュラムの編成など準備が進められているところであるが、今後、この指定校推薦、一般も含めて、編入学制度の導入について医大とともに検討したい」と答えた。


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