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ホルモン焼いても家焼くな

2017年12月 8日

 ホルモンの焼きすぎには気をつけて?――11月下旬、名古屋市の焼き肉店から出火。火は約4時間後に消し止められたが、木造2階建ての店舗と棟続きだった会社2階の一部を焼いた。当時、店内には客や従業員十数人がいたが、けが人はいなかったという。報道によると、店はテーブルやカウンター席に置いたコンロで自分で肉を焼くスタイル。6人ほどのグループ客がホルモンを大量に網の上に乗せて焼いていたところ、燃え上がった炎が油の付いたダクトに燃え移ったとみられている。


 今月4日にも、東京・渋谷の焼き肉店から出火。現場付近が騒然となる様子がニュースで流れていた。こちらの火災の原因も客が焼いていたホルモンだそう。店は8階建てのビルに入っており、火は約2時間後に消し止められたが、ビルの3階から5階までのダクト約40㍍と天井など15平方㍍を焼損。当時店内はほぼ満席状態で、出火元とみられるテーブルには客4人が座っていた。テーブルの上には煙を吸い込むためのダクトが、七輪から約30㌢上に設置されており、焼いたホルモンから出た火がダクト内に付いていた油やほこりに引火。ダクトを通じて他の階に燃え広がったとみられている。幸いけが人はなかったという。


 確かに一度に大量のホルモンを焼くと、座った状態で見上げるほどの高さまで炎が上がることがある。大手食料品メーカーのテレビCM「焼き肉焼いても家焼くな」ではないが注意が必要だ。焼き肉に限らず、寒くて空気が乾燥する師走は何かと気ぜわしく、注意力が散漫になりがち。慌ただしいなかも、火の用心の意識を高く持って、穏やかな新年を迎えよう。    (笑)


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