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アイエフシーシステムがミャンマーに小学校建設

2017年11月11日
完成した学校の前で子どもたちと松出社長や社員が笑顔で記念撮影

 御坊市で焼き肉店や食堂を経営している㈱アイエフシーシステム(松出博喜社長)=本社・那智勝浦町=が、社会貢献活動の一環でミャンマーに小学校を建設した。2011年の紀伊半島大水害で那智勝浦町は甚大な被害に遭い、多くの人から受けた支援に恩返しの気持ちを込めた。松出社長は「教育の一助に、そして貧困をなくすきっかけにもなれば」と願いを込めて話している。


 同社は御坊市の焼肉屋さかい、財部食堂などをはじめラーメン店なども経営している。


 紀伊半島大水害では、松出社長の自宅がある地区で29人が犠牲になるなど甚大な被害を被った。松出社長の自宅も浸水し、復旧復興には多くの人の支援を受けた。日ごろから恩返しの気持ちを忘れず、他地域で災害があれば休日を利用して社員とボランティア活動に積極的に参加していた。短期的な活動だけでなく、永続的な支援ができないか考えていたとき、同じ和歌山県内では、御坊市の紀南電設㈱の林惠一相談役が、和歌山・ミャンマー友好協会の会長として活躍していることを知って相談。ミャンマーでは教育施設が不足していることから、同社の全面協力を受けて小学校を建設することにした。


 バゴー地区ダィウー地区ミンガロン村で、現地の工事も紀南電設の紹介で手配し、ことし1月から建設工事に取り掛かった。雨季の中断を経て夏には立派な施設が完成した。現地では寺院の僧侶が教師を務めており、学校名は「モンキシュのサリマンガラ僧院小学校」。約100人を受け入れられる大きさを確保した。照明は大洋化学㈱のLEDを使用。


 10月には松出社長が社員を連れて同小学校を訪問。一緒に折り紙をしたり、紙飛行機を作るなどして交流し、子どもたちも喜んでくれたという。同寺院からは感謝状も贈られた。松出社長は「水害のときは本当に多くの方に支援いただきました。田舎の中小企業であっても、何か恩返しをと思っていたのが、一つ形にすることができました。小学校建設は社会貢献だけでなく、困っている人のために力になる気持ちを育む社員教育の一環でもあります。現地の子どもたちと交流できて、社員も何かを感じてくれたと思います。これからも社員の心を豊かにすることと、社会貢献を考えていきたい」と話している。


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