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JETROが梅の海外向けレシピ作成へ

2017年10月26日

 独立行政法人日本貿易振興機構(JETRO)和歌山貿易情報センターは31日、アメリカとシンガポールの有名なシェフ2人をみなべ町などに招き、梅加工品を使った海外向けレシピ作りに取り組む。2015年12月の梅システムの世界農業遺産登録を契機に、海外市場開拓の動きが進み始めている。


 海外市場での梅加工品の新規用途開発を支援し、輸出の新規開拓・拡大につなげる目的。みなべ町、田辺市、JA、生産者らと連携し、海外オリジナルの梅の食べ方を提案する。アメリカからはBubby,sレストランのオーナーシェフで東京の赤坂などにも出店しているロン・シルバーさん、シンガポールからは2013年から2年連続でアジア最優秀パティシエに輝いたジャニス・ウォンさんを招く。


 ジャニスさんは高知県のゆずを利用したメニュー開発の実績がある。当日は梅産地を視察したあと、紀州南部ロイヤルホテルで梅加工の9業者の製品を品評する会や関係者との意見交換などが行われる。2人のシェフが使用する食材を選び、後日レシピを開発。来年1月にシンガポール、同年5月にアメリカでそれぞれプロモーションを実施する。


 梅の海外での販路開拓は世界農業遺産の認定をきっかけに進められており、みなべ・田辺地域世界農業遺産推進協議会(会長=小谷芳正町長)は昨年10月に中国の上海などを訪れ、梅の販路拡大調査を実施。同地で開催された女性向けイベント「ウーマンエキスポ上海」で梅の機能性について「健康や美容に役立つ」などとPRした。日本在住の中国人らを対象にした梅干しの消費モニター調査も、日経BPヒット総合研究所に委託して実施している。国内では食生活の変化などで梅の消費が減少傾向にあり、海外で消費拡大できるのか注目されている。


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