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御坊市議会特別委 日高川の土砂堆積現場を視察

2017年9月12日
旧野口橋から日高川河川敷を視察する委員

 御坊市議会防災・減災対策特別委員会(向井孝行委員長)の委員7人が11日、以前から土砂の堆積が問題となっている藤田町藤井地内の日高川を視察した。8月7日から8日にかけて日高地方に接近した台風5号の影響で土砂の堆積量がさらに増えている現状を見ながら「このままでは再び5号と同じ雨量があれば藤井グラウンドが浸水するのでは」と危機感を募らせ、引き続き対策を県に要望していくことを確認した。


 日高川の土砂の堆積は2011年9月の台風12号災害以降大きな問題となっており、藤井グラウンド上流から野口新橋付近までが特に深刻。堆積した土砂に木などが茂っている場所もあり、川の流下能力の低下による洪水が心配されている。同特別委員会ではこれまでも再三、県に対して改善を要望。部分的な対策は行われても、抜本的な土砂解消施策は実施されていない。


 今回は、先の台風5号時に日高川町椿山ダムの最大放流量は942㌧だったが、藤井グラウンドが浸水一歩手前だったことなどから現地を視察した。旧野口橋で執行部から説明を聞きながら川を眺めた委員は、藤井グラウンド対岸の左岸側に堆積していた土砂の量がさらに増えていることを確認。これまで左岸側だった川の流れが、土砂の堆積によって右岸側に少し移動していることも目の当たりにした。委員からは「上流から流れてきた土砂がたまる一方。川の流下能力はさらに低下したことになるので、このままではこの前の台風(5号)と同じ雨量、放流量でも藤井グラウンドが浸かってしまうかもしれない」と危惧する声が聞かれた。


 県では、本年度から3年間かけて、左岸側の堆積土砂の一部を右岸側に移動して川の流れを変える「川替え」を実施することにしており、委員からは「堆積土砂が改善されることを期待するしかない」と話していた。


 


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