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日高川町防災センターの建設進む

2017年9月 9日
小熊地内に建設工事が進む防災センター

 日高川町が小熊地内の高台にある小熊公園で進めている防災センター建設工事は着々と進み、このほど鉄骨が組み上がった。防災拠点として500人以上の避難者を収容できるほか、普段は災害に関する研修の場として活用。本年度中に施設を建設、来年度に周辺整備などを行い、2019年度の供用開始を目指す。


 日高川町は沿岸部ではないが、津波が川をさかのぼって押し寄せるという最悪の事態に備え、小熊区などでは避難訓練を実施。また町は1953年、2011年と2度の大水害を経験しており、土砂災害の危険も高くなっている。


 防災センターは鉄骨平屋で延べ床面積は約1500平方㍍。小熊公園は広場が上下2段になっており、施設は段差にまたがるように建ち、下段を活用して備蓄倉庫とする地下室も整備。施設内には避難スペースや調理室、トイレ、炊き出し場などを設置し、普段は避難スペースを研修室として使う。周辺には駐車場を整備。すぐ西隣には高速道路が走っており、災害時の避難物資の運搬などでリンクできるよう検討している。


 15年度に設計し、16、17年度で施設を建設、18年度で周辺整備や研修室の整備などを行い、完成させる。現在は鉄骨組みが出来上がっており、施設の外観が姿を現している。今後は床や屋根、壁などに取りかかっていく。総事業費は約8億円。設計は㈱岡本設計(坂本暁史代表)施工は三洋建設㈱(川口禎男代表)。

 日高川町の久留米啓史町長は8日に開会した9月議会行政報告の中で、8月7日の台風5号で破損した高津尾のつり橋「鳴滝橋」について、架け替えに向けて撤去することを報告した。橋は台風の影響でアンカー付け根のケーブルが切断され、歩道部分が傾き、塔柱も折れ曲がっている。町では復旧に向けて国と協議しており、危険回避へ至急撤去するよう指導を受けたため対応。撤去費用は今議会に追加議案で提案する。撤去後は来年度中の完成へ架け替える方針。撤去、架け替えにかかる費用は約1億6000万円になる見込みで、国などの補助を活用する。


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