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御坊小学校学童保育 4年生の受け入れピンチ

2017年9月 8日

 御坊市は、今月15日から御坊小学校北校舎でリニューアルオープンする予定の学童保育で、3人を募集している児童支援員に応募が1人しかなく、現時点で4年生を受け入れられない状況となっていることが分かった。7日に再開した議会の総括質疑で、楠本文郎議員の質問に対する答弁で明らかにした。勤務時間帯や賃金等がネックとみられるが、社会福祉課では「子どもたちのためにぜひ協力を」と求めている。


 御坊小の学童保育は現在、1~3年生を対象に同校南校舎の1室で定員満杯の44人を受け入れているが、ニーズに応えきれていないことと、対象年齢が拡大されたことを受け、市が御坊小学校北校舎に学童保育室を新たに3室新設する工事を進めている。スタッフは3人いるが、待機児童や新たに4年生も受け入れるため、7月から児童支援員3人を募集していた。


 楠本議員は本年度一般会計補正予算に放課後児童健全育成事業委託費として832万3000円が計上されていることを踏まえ、学童保育の現状説明を求めた。社会福祉課の西川宏洋課長は「今月15日午前中に引っ越しし、同日午後から開所する。これで、これまでの待機児童6人と、他の学童保育に行ってもらっていた8人の合計14人が新たに受け入れられるようになる」と説明した上で、「予算は新たに募集している支援員3人分の人件費が大半。支援員は7月から募集しているが、応募は1人のみで、拡大する予定だった4年生の募集ができていないのが現状。確保できしだい募集したい」と説明した。楠本議員からの「要因は、教員や保育士などの資格が必要なこと、賃金が低い、勤務時間帯が変則――の3つが挙げられると思うが、どう考えているか」との質問には「教職退職者らと直接話をして確保に努めているが、平日は正午から午後7時、土曜日は午前8時から午後1時、夏休み等は午前8時から午後7時という変則な時間帯がネック。若い世代とも直接交渉したが、低い賃金が課題となっている」とした。


 西川課長は国の補助金制度などを活用して人材確保に力を注ぐとし、「4年生のニーズもあるので、人材を確保してできるだけ早く募集できるようにしたい。応募に地域は問いませんので、ぜひ協力お願いします」と呼びかけている。

 市議会では総括質疑終了後、平成28年度決算特別委員会を設置した。委員長は西本和明議員、副委員長は田中数将議員。委員は宮路雅仁議員、松本隆史議員、田端卓司議員、平井俊哉議員。決算は閉会中に継続審査する。


 

 


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