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中京大中京の谷村選手 親子2代で甲子園

2017年8月 2日
金メダルを胸に親戚らと喜ぶ優太選手

 全国高校野球選手権愛知県大会で中京大中京高校が優勝し、みなべ町熊瀬川出身でトヨタ自動車野球部のヘッドコーチを務めている谷村和也さん(42)=愛知県豊田市=の長男優太選手(3年)が7日から甲子園で開幕の全国大会に出場する。和也さんも25年前の選抜大会に日高高校のエースとして出場しており、父子2代の甲子園。和也さんは当時、初戦で優勝校の帝京に惜敗。かなえられなかった甲子園での勝利を息子に託す。


 和也さんは高城中学校から日高高校に進学。平成4年の春の選抜に出場した。1回戦で強豪校の帝京(東京)と対戦し、押し出し四球で1点を与えたものの相手打線を3安打に抑える好投。左腕から投げ出す直球や変化球で打者を三振に切って取り、「ドクターK」と呼ばれた。その後は立命館大に進学。エースとして活躍し、4年生の時にノーヒットノーランも達成した。トヨタ自動車野球部では現役を引退し、ヘッドコーチを務めている。


 長男の優太選手は小学時代から軟式野球を始め、中学校で硬式野球に転向。高校は強豪校の中京大中京に進み、3年生でレギュラーに。愛知県大会では1回戦から決勝までフル出場。決勝の栄徳戦では6番遊撃手で先発し、4回に右越えの特大本塁打、7回にも1死一・二塁から右翼線を破る適時三塁打を放つなど3打点の活躍。9―1で栄徳を下し、父子で甲子園出場を決めた。


 和也さんの父の丈夫さん(69)=みなべ町熊瀬川=は、「優勝が決まった時は和也から『やったよ!』と一報が入った。父子で甲子園の土を踏めるのは光栄なこと」と喜んでいる。同町北道に住む優太選手の母方の祖父、松原秀明さん(74)も「電話で優太と話したら、『甲子園でも優勝できるように頑張る』と言っていた。お世話になった仲間、家族、指導者らに恩返しする夏にしてほしい」と孫にエールを送っている。


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