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日高川の前山さん 74歳でカートレースデビュー

2017年5月20日
愛車の横で前山さん

 日高川町平川の前山昭治さん=製炭業=が14日、田辺市中辺路町のきのくにカートランドで開かれたきのくにシリーズ第2戦で、74歳という高齢のカートレースデビューを果たした。年齢的に体への負担が大きい中も、楽しむことを第一に昨年3月から練習。「コーナーをうまく回れた時は爽快です」と魅力を話し、今後もレースへの出場に意欲を見せている。


 カートレースは100㏄のカートでコースを走る競技。直線で50㌔、カーブ前でも40㌔以上のスピードが出ており、コーナリングの際に遠心力が強くかかるので体への負担が大きく、レースのあとは汗だくになるほど激しい。そのため40代以下の若い選手が多い中、70代で始める人は異例だという。


 前山さんは若いころから走ることが好きで、バイクで九州を一周したり、50代のころにはイタリアロータスのスポーツカー「スーパー7」を所持していた。2年前に長男の智也さん(40)がカートレースを始めたことをきっかけに自身も昨年から始めた。当初はうまく回れなかったコーナーも、練習を重ねていくうちに上達。ただ体への負担はやはり大きく、これまでに肋骨を2本骨折したが、「走ることが好き」という思いから、あきらめることなく練習を続けてきた。練習は県内で唯一のコース、きのくにカートランドで毎月4回程度。カートは当初レンタルを使用していたが、始めてすぐに購入。毎回練習後には家に持ち帰り整備も欠かさず行っている。


 14日のきのくにシリーズは年間5回行っているレースの第2戦。35歳以上の部門には10人が出場。前山さんは最高齢で、次はカート歴20年になるベテランの67歳がいるが、ほとんどが40代。1周650㍍のコースを18周回るレース。約10分間のレースだが、コーナリングの度に体に負担がかかり、後半は大回りになってしまう場面もあったが、無事9位で完走した。


 カートの魅力について「ヘアピンやS字などコーナーをうまく回れた時は爽快」、肉体的な負担が大きく負傷したこともあるが「やり始めたら楽しい。昔の走り好きがよみがえってきましたね」と笑顔。「まだまだコーナリングが安定しないので、もっと練習したい」と意欲を見せ、日々の愛車の手入れも欠かさず、7月にある第3戦に向けて腕に磨きをかけている。


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