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日ノ御埼の新灯台が完成

2017年4月22日
新しい灯台が完成

 美浜町三尾地内に設置されていた紀伊日ノ御埼灯台を日高町阿尾(田杭)地内へ移転する工事が終わり、23日午後1時半から新しい灯台の完成記念式典が現地で行われる。旧灯台付近で地割れや地滑りが発生、建物に倒壊の危険があったため、約65年ぶりに安全な場所へ建て替えた。新灯台は点灯する周期を短縮して光が見やすくなっており、航行の安全向上が図られる。


 兵庫県神戸市の第5管区海上保安本部の航路標識整備事業。旧灯台の西約120㍍に、新たな灯台を建築した。新灯台はこれまでと同じコンクリート造りで、高さ17㍍。点灯する周期は以前の40秒3回から12秒3回となり、視認性を高めた。光の到達距離はほぼ同じで、約40㌔となっている。毎日、明るさを感知するセンサーが作動し、暗くなると自動点灯する。総事業費は約1億6000万円。昨年11月から工事に取りかかっていた。


 紀伊日ノ御埼灯台は明治28年1月に紀伊半島西岸を航行する船舶の指標として設置。昭和20年7月に太平洋戦争の戦火を受けて消失したが、同26年7月にコンクリート造りで再建された。同52年4月まで灯台守が滞在していたが、以降は自動化により無人となった。


 完成記念式典には、旧灯台のあった美浜町の森下誠史町長、新灯台が建築された日高町の松本秀司町長ら約30人が出席。新灯台とAIS(船舶自動識別装置)局の銘板を揮毫した美浜町の高校生と日高町の中学生各1人も招き、銘板の除幕式、感謝状の贈呈などで無事完成を祝う。


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