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JA紀州に特許庁長官賞

2017年4月21日
表彰状を手に久保理事長

 知的財産制度の普及・啓発や運営・発展に貢献した個人、企業(団体)をたたえる経済産業省特許庁の平成29年度知財功労賞で、JA紀州(久保秀夫組合長、本店=御坊市湯川町財部)が商標活用優良企業として特許庁長官表彰を受けた。JA紀州は「紀州みなべの南高梅」を地域団体商標登録後、地域全体でブランド育成の取り組みを推進。18日に東京で表彰式が行われた。


 知財功労賞は経済産業大臣、特許庁長官がそれぞれ行っている知的財産制度の関係功労者表彰、活用優良企業等表彰の総称。本年度は経済産業大臣の関係功労者で2人、活用優良企業等で7団体、特許庁長官の関係功労者で5人、活用優良企業等でJA紀州を含む4団体が表彰された。


 JA紀州は平成18年11月17日、「紀州みなべの南高梅」を地域団体商標に登録後、商標の使用要綱を制定。併せて商品の品質管理を徹底し、ブランド構築を行っている。梅の調理法や健康効果を普及する取り組みとして組合員の女性で「梅愛隊」をつくり、全国各地のスーパーや小中学校を訪問して講習会を開催。昨年には食育本「梅パワーのひみつ」を発行し、全国の小学校や図書館に計2万5000部を無料で配布した。梅のブランドの育成と新たな消費者を獲得する取り組みとしては、デザート感覚で食べられる梅干し「tomato―ume」を商品化。「紀州みなべの南高梅」のPRにつなげるとともに、梅と米のコラボレーションで日本食をアピールしようと、昨年みなべ町と新潟県南魚沼市との間で交わした日本の食文化推進連携協定の調印に一役。JA、生産者、自治体が連携し、地域全体でブランド育成の取り組みを推進することで「紀州みなべの南高梅」が全国の青梅の市場価格をけん引するまでに成長。市場関係者からの信頼も非常に厚いと高く評価された。


 表彰式は霞が関ビルであり、久保組合長が出席。特許庁の小宮義則長官から表彰状を受け取り、「誠に光栄に思います。ほかに表彰を受けられた超一流の仲間入りができたようなもので本当にうれしく、関係者の皆さんに心から感謝したい。これを機に今後も地域発展はもとより、商品の品質管理を徹底し、安全、安心な紀州みなべの南高梅を消費者にお届けするとともに、日本古来より食されてきた梅の歴史、文化を広めていきたい」と笑顔を見せた。


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