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由良町の高台に防災拠点が完成

2017年3月31日
造成やアスファルト舗装が終了した新防災拠点

 由良町吹井地内で進められていた新防災拠点の整備工事が完成した。町内初のヘリポートを備えた海抜約60㍍の高台で、大規模地震や津波発生時などもしもの場合に住民の避難所や自衛隊などの救助活動の場となる。新年度には備蓄倉庫、30年度には大型発電機の整備も行い、機能を強化させていく。


 現場は、町立由良斎場北約200㍍の町道沿いで、町が山林(民地や県有地など)だった場所を購入し、昨年11月から造成などを進めてきた。面積約5500平方㍍で、うち1500平方㍍が住民避難用スペース。残り4000平方㍍が緊急消防援助隊や自衛隊などの活動拠点となり、中央がヘリポート。「Hマーク」はまだ入っておらず、新年度に入って航空隊などが現場を確認し、描いていく。設計、施工などを合わせて事業費は約6300万円。設計は御坊市の中山綜合コンサルタント日高営業所(高垣雅弘所長)、施工は里の㈱池本組(池本栄太郎代表)。


 町内では緊急時にヘリが離着陸できる場所として町民グラウンドや海上自衛隊由良基地分遣隊があるが、ヘリポートの整備は初めて。災害時のヘリでの物資輸送や負傷者、急病人のドクターヘリでの搬送がスムーズにできると期待される。新防災拠点は、仮設住宅を建てる場としての活用も視野に入れており、29年度は1650万円で備蓄倉庫も整備。30年度は電源を確保するための大型発電機などの設置も計画している。


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