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御坊で民家全焼 焼け跡から遺体

2017年3月16日
市消防隊員らが懸命の消火活動を展開

 強風注意報発令下の14日夕方、御坊市塩屋町南塩屋862、無職福原益藏さん(90)方から出火。市消防隊が出動し、約40分後に鎮圧したが、木造平屋建て約90平方㍍を全焼し、その後、焼け跡から男性1人の遺体が発見された。御坊署は福原さんと連絡が取れていないことから、遺体は福原さんの可能性が高いとみて身元の確認を急いでいる。


現場は塩屋郵便局から南東約300㍍の住宅密集地で、午後4時47分ごろ、近くの住民から「煙が上がっている」と119番通報があり、市消防隊や地元消防団が駆けつけて消火活動を展開。火は北風にあおられて瞬く間に広がったが、5時31分に鎮圧、6時6分に完全に消し止め、現場周辺の民家に延焼はなかった。


 福原さん宅は福原さんと妻の定枝さん(87)の2人暮らしで、出火当時、定枝さんは隣に住む娘夫婦の家にいたため無事。消火活動中から福原さんの安否が確認できず、捜索を続けていたところ午後7時10分ごろ、家の中で福原さんが寝室に使っていたという6畳の部屋から男性の遺体が発見された。福原さんの寝室を含む家の西側の燃え方がひどく、寝室ではストーブが発見されている。福原さんについては高齢のため歩行が困難で、逃げ遅れた可能性が高いとみられている。


 火災発生時、現場は勢いよく燃え上がる炎とともに煙がもうもうと上がり、周辺には多くの地域住民らが集まり騒然。煙を見て駆けつけたという男性は「とにかく火の勢いがすごかった」と表情をこわばらせ、近くに住む女性も「とても怖かった。おじいさん大丈夫だといいのですが」と心配そうに見つめていた。


 15日も引き続き、御坊署と市消防が火元や原因ついて詳しく調べている。


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