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御坊の集団食中毒 感染経路の特定は不可能

2017年2月16日

 御坊市内の幼稚園、小中学校で800人以上が発症した集団食中毒で、ノロウイルスの感染経路を調査していた県は15日、原因となったメニュー「磯和え」の原材料からウイルスが検出されなかったことを明らかにした。調理員からの感染の可能性はあるもののこれ以上調査の方法がないとし、特定不可能と結論付けた。


 集団食中毒は先月26日午後から御坊市立給食センターの給食を食べた児童らが嘔吐や下痢、発熱を訴え、最終的に公立幼稚園4園と小中学校11校の教職員含め800人以上に症状が出た。


 全員が給食を食べていたため早い段階から給食が原因とされ、その後の調査で25日のメニュー「磯和え」からノロウイルスが検出された。県ではさらなる感染経路の特定へ磯和えに使われたちくわやホウレンソウなど、保存していた約50㌘ずつの原材料を調査したが、ウイルスは検出されなかった。


 さらに各食材を和える前の加熱温度や加熱時間は記録によると問題がないため、「加熱後、食缶に入れる間にウイルスに汚染された」としたが、そのウイルスがどの段階で入ったかなどは不明。症状が出ず気付かないうちに保菌していた調理員によって持ち込まれた可能性はあるが、ノロウイルスが検出された調理員は10人おり、検査した時には全員該当の給食を食べていたため、食べる前から感染していたかどうかの特定は不可能。このほか調理場や調理員のマスクなどの調査も考えられるが、いずれも規定通り調理後に清掃・消毒したり、廃棄処分しているため、原因特定のための調査はできなかった。


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