トップページ > 御坊市'

御坊市 水と食料3万7500食分を備蓄へ

2017年2月 5日

 近い将来の発生が懸念されている南海地震や南海トラフの巨大地震対策として、御坊市は本年度から5カ年計画で、水や食料などの備蓄を充実させる。津波浸水エリアに住む1万2500人を対象に一日3食分を確保、水は3万7500㍑、アルファ米も3万7500食を用意する。保管するための防災倉庫は、市内6地域の拠点避難所となる学校等に設置を進めており、災害に強いまちを一層進めていく。


 御坊市では現在、水は1000㍑、アルファ米は6050食分しか備蓄がなく、大規模災害時の「公助」を高めるために備えを充実させることにした。


 南海トラフの巨大地震による津波シミュレーションでは、浸水エリアとなる地域の住民が約1万2500人とされており、備蓄するための基準にした。水は1人分を一日3㍑と計算し、500㍉㍑のペットボトルで7万5000本を購入、保管することになる。アルファ米も一日分を確保。このほか、補助食品として菓子の「ビスコ」、寝袋1700枚、女性の生理用品、組み立て式トイレ・テントなどを備えることにしている。備蓄にかかる費用は約5000万円を見込んでいる。


 備蓄品を保管するための防災倉庫は、6地域の拠点避難場所への整備を昨年度から行っている。昨年度は湯川と御坊地区で、新築した湯川中学校と耐震補強した御坊小学校北校舎3階の一室に整備済み。本年度は藤田地区で、先月下旬に藤田小学校敷地内に設置を完了した。来年度は野口地区と塩屋地区で行うことにしており、野口は野口小学校、塩屋は塩屋小学校が浸水エリアになっているため河南中学校に設置する。名田地区は30年度に名田小学校に整備する計画。市防災対策課では「避難した市民のため、行政ができる公助の一つとして最低一日分を備蓄する。これからも災害対策を充実させていきたい」と話している。


関連記事

by weblio


 PR情報