梅の花が咲き誇る南部梅林で11・12の2日間にわたり、 全国301種類 (198酒造会社) の梅酒が試飲できる 「第2回梅酒コレクションinみなべ」 が開かれた。 観梅客は出展の梅酒を自由に選んで飲んでみては舌鼓を打ち、 「一言に梅酒と言っても、 いろんな味がある」 と違いを楽しんでいた。 梅料理、 梅干し、 梅ジュースなどの試食や試飲会もあり、 みなべの特産をアピールした。
主催はみなべの梅活性化委員会。 会場となった梅林公園内には北海道から沖縄まで46都道府県の個性豊かな梅酒がずらりと並んだ。 観梅者らはおちょこ程度の容器を手に好きな銘柄の梅酒を選んで味わった。 ブランデー、 焼酎などでつくった梅酒が出展され、 リンゴやチョコレート風味などバリエーション豊かにそろった。 仁坂吉伸知事も訪れて試飲し、 「普段も梅酒はよく飲む。 10種類ぐらい飲み比べてみたが、 紀州の梅を使って紀州で仕上げた梅酒がやっぱりおいしい」 と、 笑顔で地元産をアピール。 大阪府泉佐野市から来たという川嶋優子さん (37) は 「イチゴ味の梅酒があってびっくりした。 お酒が飲めない人でも飲めそうなジュース感覚の味だった。 ほかに紅茶味の梅酒もあった。 いろんな梅酒があっておいしく楽しめた」 と話していた。 試飲者を対象に梅酒の好みの味などを問うアンケートも実施した。 会場では梅酒のほかにも初日には梅料理キャンペーン、 2日目には紀州みなべ梅干協同組合の協力で梅干しの試食会、 JAみなべいなみも梅ジュースの試飲会や冷凍梅を使った加工体験を実施したほか備長炭で目刺しを焼いて振る舞い、 梅染め愛好会も作品を展示して梅文化を発信した。 小谷芳正町長は 「イベントをきっかけに、 梅酒の蔵元にみなべの梅を原料として購入してももらえるようにアプローチしていきたい」 と話していた。 今回のコレクションに出品した梅酒は15日から21日まで大阪天満宮で開かれる天満天神梅酒大会にも並ぶ。 町は平成20年に少量でも梅酒を製造できる 「紀州みなべ梅酒特区」 を取得。 青梅、 梅干しに続き、 梅酒を3番目のブランドにしようと進めている。