日本共産党日高地方議員団 (山中邦夫団長) は26日に日高振興局を訪れ、 2010年度県政における各種要望を行った。 その中でかねて話が持ち上がっている郡市内への看護師養成施設 (看護学校) の設置要望について振興局側は 「現時点で県の財政状況から新設は困難」 との見解を示したが、 9月に高校生への意向調査を予定するなど、 設置の必要性、 可能性を探っていくことを約束した。
議員団は 「看護師不足対策の一環で日高地方にも看護師養成施設を設置するよう取り組んでほしい」 と要望。 振興局側は 「財政が厳しい中で設置は難しい。 ただ、 関係機関と協議して新設した場合に学生が集まるか、 教官が確保できるか、 実習を受け入れる体制が整えるかを探りたい」 と回答。 さらに9月には保健所管内の県立3高校の生徒を対象に▽看護師のイメージ▽将来希望する職業▽県外で就職したいか▽郡内で看護学校ができたら通いたいか――などを問うアンケートを実施すると説明した。 看護学校設立の話は、 ことし1月に中村裕一県議が発起人となった看護問題懇談会でも取り上げられていた。
現在、 県内には看護学校が8校あるが、 紀北と紀南に集中しており、 有田・日高の紀中にはない状況となっている。
このほかの要望で県は鳥獣害対策について 「総合的、 広域的スタッフで研究、 検討したい」、 介護職員処遇改善交付金の助成対象拡大には 「すでに国に要望している」、 18㍍道路の歩道拡幅には 「とりあえず街路樹を切って歩くスペースを確保したい」 などとそれぞれ回答した。