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柔軟な子どもの想像力
2010年8月28日
子どもたちがアイデアを絵で表現する社団法人発明協会の「未来の科学の夢絵画展」が毎年開かれている。本年度は全国から9969点の応募。審査の結果、日高地方からは清川小学校の小田愛里ちゃん(当時1年)が小中学校の部で見事優秀賞に輝いた。タイトルは「うめひろいロボット」で、ロボットが人間の代わりに梅を拾って収穫してくれるというアイデア。大人の考えは柔軟性が乏しいが、子どもは自由に発想する▼絵画展ではこのほかにも楽しいアイデアがいっぱいあった。いくつかを紹介すると、小さなミクロのロボットが体に入り、がん細胞などの悪い部分を見つけて退治してくれるという「ミクロドクター」、植物や昆虫に虫眼鏡を当てると、虫眼鏡のレンズに詳しい情報が表示されるという「虫めがね型図鑑」など。特に筆者がユニークに感じたのは、岩手県の小学1年生の作品で、どんなに怒っているお母さんも帽子をかぶるとやさしいお母さんに変身するというアイデア。タイトルは「ニコニコラブラブハット」。作者の気持ちが分かるような気分になって微笑ましく感じた▼子どものアイデアは非現実的に思える部分もあるが、平安時代や鎌倉時代などの大昔に現代社会で使っているテレビや電話などを想像することができただろうか。仮に想像できたとしても実用化まで考えた人はおそらくいなかったのではなかろうか。そうすると、未来の世界では意外といまの子どもたちのアイデアが実用化されているかもしれない▼みなべ町では夏休み明けの9月18・19日に「未来の科学夢絵画展」が町生涯学習センターで催される。柔軟で楽しい子どもたちのアイデアが楽しみだ。 (雄) |
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