トップページ > みなべ町'社会>

みなべで炭づくりの研修会

2010年8月26日

 備長炭の製炭技術を向上させようと、 県と県木炭協同組合は24日、 みなべ町清川の備長炭振興館で 「紀州備長炭 山づくり塾」 を開講。 県内の製炭者ら約30人が窯づくりなどで研修した。 若手の製炭士らは炭づくりについて熱心に質問し、 ベテランが体験を基に回答。 活発に意見を交換しながら交流した。


 山づくり塾は本年度で2年目の取り組み。 2カ月に1回開き、 これまでに原木のウバメガシの伐採方法などを学んだ。


 今回は紀州備長炭振興館近くの研修窯で開講。 県農林水産部林業振興課の大澤一岳主査が講師を務め、 木炭の規格や備長窯の構造などについて説明した。 ウバメガシの害虫となるカシノナガキクイムシについても触れ、 「ウバメガシだけでなく、 ナラやカシなどの木の中に入る虫。 その虫の入ったウバメガシで炭を焼いてもいい炭ができない。 九州や四国など全国的にみられる。 和歌山県では約10年前に新宮市で確認され、 北に向かって被害が広がりつつある」 と状況を説明した。 意見交換では若手製炭士が 「窯の口に穴を開けて空気を入れ込むタイミングをどうはかるのか」、「窯の修理にはどんな土を使えばいいのか」 など日ごろの悩みを質問。 ベテラン製炭士らはそれぞれの質問に 「炭を出す前に少しずつ穴を開けて窯の中に空気を送っている。 だいたい20時間かけて穴を大きくする」、 「炭窯の補修には赤土を使う」 など答え、 経験から得た知識を伝えた。 今後は 「製品の流通・販売状況と他産地の製品について」などを学習する。県内の白炭 (備長炭)生産量は全国トップで1692㌧。2位の宮崎569㌧、3位の高知567㌧の約3倍となっている。

関連記事

powered by weblio


 PR情報
 PR情報
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(R)