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議員は自らに甘い

2010年8月21日

 税金の使い道を決める際に、議会費だけは少しおかしいと疑問を持つ。その他の予算は各担当課で検討され、首長の査定を経て議会への提出案が完成。その後、議会(住民代表)で審議され、決定する。ところが議会費は議員自らが案を作り、自らが審議する。町長査定はあるが、毎年わずか10分程度でほとんど要求通り。セレモニーに等しい。役所が予算案を立て、住民代表の議会が本当に正しい使い道かどうか、さらに正しく使われているかの監視があるから緊張感とバランスがあるが、議会費は例外、聖域でそれがない。
 国会議員を見ていると、わかりやすい。定数削減、歳費の日割り支給など、かなり前から議論していても遅々として進まない。自らのことになると甘くなるのは人間の性だが、議員はそうであってはならないはず。特に歳費の日割り支給については、昨年の衆議院選以降大きな問題になって1年も経ってまだ改正されていなかったというのは驚きだ。
 日高町の場合、議会費は年間6000万円以上。学校給食費と変わらない金額だから大きい。厳しい財政状況の中、常に行革の意識を持って歳出削減に努めなければならないのだが、やはりどこか甘さがあるように思う。国会議員同様に報酬の日割り支給も実現されず、2年に1度行っている2泊3日の視察研修も続いている。自分たちの予算への改革意識は薄いと感じる。
 いま、なぜこの話を書くか。日高町も来年早々、町議選がある。議員定数は11。同規模の隣接町より1人多い。この時代、改選前にはきちんと定数の議論を含めて自分たちの身分、待遇について議論してもらいたい。行革は「4年前にやったから」で終わりではなく、日々進めていくべきもの。この声が届くのか注目しよう。 (賀)

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