市の第4次総合計画策定に向けた第1回市民ワークショップが先月27日に行われた。20代から60代まで、幅広い分野の人たちがメンバーで、「みんなで考えよう すみよいまちづくり」をテーマにさまざまな意見が出された。
特に印象に残ったのは20代ぐらいの若い世代の意見。すでに本紙で紹介したので内容は省くが、全く失礼な話、若者の中にも真剣にまちの将来を考えている人がいるんだと驚いたというか、感心したというか。というのも、よくよく考えたら筆者の取材の中で若者の意見を聞ける機会がまずない。市の観光や活性化の会議のメンバーは年配者が圧倒的。その中で若手といってもせいぜい50代。経験や知識がある年配者の意見やアイデアは大切だが、将来のまちづくりを進めていくには、将来を支える若者自身もそれに携わり、意見や提案を出してもらうのがいい。
しかし、現状でそういった若者の声を聞ける場やいっしょになってまちづくりを進めるような機会があまりない。いや、機会はあるが積極的に参加しようとする若者が少ないのが問題だといわれるかもしれない。なるほど、確かに政治やまちづくりに無関心な若者は多いようにも思うが、その若者たちから意見や提案を引き出し、一緒にまちづくりを進めさせるのは、行政や地域の諸先輩方の仕事ともいえないか。今回の市民ワークショップは3回で終わるが、まずは若者の声を聞く場所を定期的に設けたらいいと思う。20代といわず高校生でも中学生でもとにかく将来を担う若い世代が対象。御坊のまちづくりを考えるとき、若い世代のパワーが欠けているように思うし、半面若い世代を育てる力も不足している気がする。 (吉)