第37回全国高校少林寺拳法大会はこのほど2日間にわたって埼玉県の深谷市総合体育館で開かれ、 女子組演武初段の部に出場した南部高校少林寺拳法部3年の田中里奈選手 (18) =みなべ町清川=と氏林侑子選手 (17) =田辺市明洋=の組が創部以来初めてとなる準優勝の快挙を達成した。 技の正確性などが高く評価され、 2選手は 「優勝まであと一歩だったが、 練習した成果が出し切れて満足」 と笑顔で話した。
田中・氏林組は6月13日に開かれた県大会では3位だったが、「全国では、県大会で負けた組を上回りたい。南部の少林寺創部以来、全国最高順位は4位だが、それ以上を目指したい」という気持ちで練習に励んだ。休日返上、夜も町内の武道館を訪れ、少林寺団体の南部道院からアドバイスを受けた。
全国大会には各都道府県予選を勝ち抜いた男女972選手が出場。うち女子初段の部には56組がエントリーした。初日は予選で、「自信があったし、緊張はなかった」と、1分半から2分以内に突き、蹴り、投げなどを組み入れた演武をまとめて披露し、通過。2日目の決勝には予選を勝ち抜いた15組が進出した。田中・氏林組は予選以上にスピーディーで正確な動きを見せ、審査員から高評価。優勝した組とはわずか1点差の258点(満点300点)の得点を出した。「県大会で3位に終わったことがバネになった。練習の成果を出し切り、技に切れのあるいい演武が楽しくできた」と充実感いっぱい。今後、田中選手は大学、氏林選手は専門学校に進む予定だが、2選手とも「高校を卒業しても少林寺は続けたい」と笑顔で話している。