県の煙樹海岸県立自然公園見直し記念イベント、夏休み阿尾湿地自然観察会は27日に開かれ、県内外の親子連れら約40人が日高町阿尾の現地を訪れた。
阿尾湿地は通称・不毛(ふけ)と呼ばれ、特別養護老人ホームひだか博愛園みちしお西に位置する14・6㌶の広さを持つ潟湖(せきこ)。ヨシ原が広がる県内最大の湿原で、トンボ類をはじめ貴重な生物の宝庫として知られている。昨年度、県立自然公園の見直しにより、第1種特別地域に格上げ指定された。
一行は、乾風登さん(御坊市、県立自然博物館友の会理事)や県職員らの案内で湿地の外周を散策しながら動植物を観察。アオサギなどの野鳥、コシアキトンボやシオカラトンボなどのトンボ類も多数確認した。子どもたちは湿地の水面に浮かぶアメンボを見つけると大喜びし、豊かな自然を実感していた。
県は湿地を自然に親しめるエリアにするため、本年度から平成24年度までの3年間かけて公園整備に取り組んでいる。