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頭痛を抱えながら思うこと

2010年7月28日

 頭痛持ちである。実は、この原稿をパソコンで打っている今もズッキン・ズッキンと頭の中が悲鳴をあげている。人と話しているとまぎれるのだが、黙々と文章を考えているといけない。頭の中を痛みにかき乱され、ほかのことが考えられない。しかし世間話をしている時間もないので、あえて頭痛について書いてみようと思う。
 腹痛や歯痛もつらいが、頭痛ほど憂うつにさせ、頭を悩ますものはない。一晩寝ればたいてい治るのだが、突然現れるのでやっかいである。歯痛であれば「明日歯医者に行こう」と予定を立てられるが、頭痛はいつ来るか分からない。痛くないときに病院に行っても説明しにくく、痛いときに限って仕事が忙しかったり、病院が休みだったりするのでいまだに行けずにいる。我慢ができないときは、市販の薬に頼っているのが現状。原因は分かっている。肩こり、目が悪い、姿勢が悪い、パソコンを使う――と悪条件がそろいすぎているのだ。普段はストレッチで体をほぐし頭痛が起こらないようにしているのだが、油断をすると悪魔のように忍び込み、頭蓋骨の中を暴れまわる(ような気がする)。
 普段は痛みをまぎらわそうとしているが、この際あえて痛みに神経を集中してみる。血液の流れと連動して「ズキン」と響いているのが分かる。心臓の音と共鳴しているようだ。頭痛と心臓のハーモニー。耳を澄まし集中するほどそのテンポは速くなり、リズミカルになる...と、できるだけ明るく臨場感を伝えようと試みたのだが、どうやら無駄に頭を使ったせいか痛みがひどくなってきたようだ。やはり早く仕事を切り上げるべきであった。頭痛でつらいときは、物事を深く考えるのはやめた方がいい。次からは気をつけよう。       (と)

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