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夏の高校野球 紀央館が逆転で初戦突破

2010年7月21日
写真:紀央館は4回、高川一の逆転3塁打に続き鍵本が中前適時打

0721③③.jpg 第92回全国高校野球選手権和歌山大会は20日、2回戦4試合が行われた。第1試合の紀央館は打線が二けた安打の大爆発。1点を追う4回に高川一の2点3塁打など4長短打を集めて試合をひっくり返すと、エース・中村が打たせてとる巧みな投球で初回1失点だけのスミ1完投。昨年ベスト4の紀北工を振り切り、2年ぶりに初戦突破を果たした。

 3回1死1、3塁で無得点に終わった紀央館は、4回無死から白綛が右前打。高川優がきっちりとバントを決めると、三井田が四球を選び、続く高川一が右中間を破る会心の3塁打で2者を迎え入れ、一気に逆転に成功した。攻撃の手を緩めない紀央館打線はなおも1死3塁の好機に鍵本が中前へはじき返し、1点を追加。この回一挙3得点し、試合の主導権を握った。
 
 先発・中村は右サイドから丹念に内外角を突く投球。1回に2長短打と押し出し四球で先制点を献上したあとは落ち着きを取り戻し、2回から5回までは無安打と素晴らしいマウンド。6回は1死2、3塁のピンチを背負ったが、1邪飛、左飛。7回2死満塁も三振で切り抜け、9回には2死から安打を浴びたものの次打者を2ゴロに打ち取って紀北工に反撃を許さなかった。
 
 紀央館打線は紀北工先発の狭間から5回まで7安打3得点。6回以降は2番手・田輪から得点を奪えなかったが、9回までに3本の安打を追加し、二けた安打をマークした。バックは3回2死2塁から中堅へ抜けようかという当たりを遊撃・金﨑が見事にさばき、4回も2塁・高川優が痛烈な打球をダイビングキャッチ。無失策の堅い守りで好投のエースを盛り立てた。
 
 紀央館の3回戦は22日第1試合(午前8時半~)。対戦相手はシードの粉河で、8強入りがかかる。

紀央館
000300000 3
100000000 1
紀北工

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