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夏の高校野球 南部が逆転で和工下す

2010年7月18日
写真:南部は10回、松根優のスクイズで3走・新谷が生還

0718①①.jpg 第92回全国高校野球選手権和歌山大会4日目の17日は2回戦4試合が行われ、地元2校が登場した。第1試合の日高中津は期待のエース左腕・濱矢が近大新宮打線にまさかの二けた安打を浴び、最終回、若アユ打線の反撃も及ばず初戦敗退。第2試合の南部は1点を追う土壇場の9回2死走者なしから同点に追いつくと、延長10回に打線が奮起し3点を勝ち越し。2番手・井出が好投、粘る和歌山工を振り切り、昨年銀メダルの雪辱へ逆転発進を決めた。

 南部は3回2死1、2塁とし、主砲・上村が右中間へ運ぶ先制の2点2塁打。4回は先頭・雜賀が左前打、山田の送りバントで得点圏に走者を進めたが、あと1本出なかった。
 先発・上村が4回、3長短打を集められ、一気に3失点。逆転を許した南部だが、6回に敵失で1死2塁の好機。山田の右前打で1、3塁まで攻め立てたものの、代打・大野が1ゴロ本封、なおも1、2塁の同点機に井出が投ゴロに打ち取られ、追いつけなかった。終盤に入った7回、2死から鍋屋が四球を選ぶも上村が遊飛。8回も2死から山田が右前打を放つが、途中出場の松根優が3ゴロに終わった。
 
 8回無死3塁のピンチを切り抜けて1点差のまま迎えた9回。南部打線は簡単に2人が凡退したあと、火縄が右前打。火縄は果敢に2盗を決めると、続く鍋屋が会心の右前打。右翼手が後逸する間に火縄が生還を果たし、土壇場で試合を振り出しに戻した。
 
 延長10回、南部は打線爆発で熱戦に終止符を打つ。先頭・新谷が右中間突破の2塁打。送りバント失敗後、山田の右前打で1、3塁とし、松根優が投前へ見事にスクイズを決め、ついに勝ち越し。さらに四球を挟んで松根翼、火縄に連続適時打が飛び出し、2点を加えた。
 
 南部は6回から登板の2番手・井出が素晴らしいマウンド。9回まで1安打投球、10回は守備の乱れで1点を失ったが、最後は2死1、2塁のピンチを中飛に仕留めた。

南部
0020000013 6
0003000001 4
和歌山工
      (延長10回)

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