第92回全国高校野球選手権和歌山大会3日目の16日は1回戦3試合があり、日高地方勢は2校が登場した。第1試合、地元6校の先陣を切った和高専は古豪・桐蔭の猛打に屈し、5回コールド負け。5年連続の初戦突破はならなかった。第2試合の日高は紀北農芸と息詰まる投手戦。今大会2試合目となる延長戦に突入した10回、代打・湯川の中前適時打で劇的なサヨナラ勝ちをおさめ、2年ぶりに初戦突破を果たした。
日高は4回2死から谷が右中間へ初安打となる2塁打を放つも後続が凡退。7回には2死満塁と攻め立てたが、決定打が出なかった。8、9回は三者凡退に終わったものの、エースの好投に報いたい打線が10回、ついに奮起。1死から沖野が左前打で出塁。松本篤がきっちりと送りバントを決めると、門口に代わって送られた湯川が中前へ運び、サヨナラ走者の沖野が一気に生還。1点を争う投手戦にケリをつけた。
日高のエース・門口は1回1死3塁のピンチを2ゴロ、投直で切り抜け、2回も1死1、2塁と得点圏に走者を背負ったが、あと1本を許さなかった。尻上がりに調子を上げると、3回から5回までは無安打と完璧な投球。8回にも2死2、3塁をしのぎ、10回を投げ散発6安打無失点の好投で劇的なサヨナラ勝ちを呼び込んだ。
日高の2回戦は大会7日目の20日、第3試合(午後1時半~)で国際開洋第二と顔を合わせる。地元対戦に注目が集まる。
紀北農芸
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日高
(延長10回)