日高川町川辺西小学校(芝田博文校長)で12日、6年生の体育の授業でグラウンドゴルフ実習が行われる。グラウンドゴルフは中高年層を中心に全国的に人気が高まっている生涯スポーツで、体育授業への導入は県内初の試み。地元愛好家のクラブチーム、川辺友愛(森本正義会長)が協力、指導することになっており、一層の世代間交流やジュニア層への競技普及につながりそう。
グラウンドゴルフは、8ホールを3回り、計24ホール(いずれもパー3)のスコアで争うスポーツ。専用のクラブでボールを打ち、15㍍から50㍍先にある直径36㌢のホールポスト(ゴルフでいうカップ)を狙う。ルールが簡単で初心者から楽しめ、個人競技のため仲間に迷惑もかけることなく伸び伸びとプレー。適度に歩くため健康にもよく、競技的にもホールインワンが多い一方、小石など障害物で打球の進路が変わるなど思わぬアクシデントもあり奥深く、年々人気が高まっている。
そこで友愛クラブのメンバーがこれら競技の特性から体育の教材としてふさわしいと考え、川辺西小学校に授業への導入を勧めたところ、学校側も魅力ある授業展開での児童の体力向上と維持、世代間交流を目的に賛同。まずは6年生56人を対象に行うことが決まった。当日は特別活動の時間を利用しクラス別に児童4人、クラブメンバー1人の5人1グループとした計7グループが8ホールで熱戦を展開する。
グラウンドゴルフは県内では中高年層を中心に盛んだが、教育の場においては、体育の授業のほか学童保育などでも実施している他府県と比べ、まだまだ取り組みは少ない状況。ジュニア層への競技普及では今回の川辺西小での授業は県内他地方に先駆けたテストケースとしても注目されており、友愛クラブ事務局の中下泰男さん(66)は「小学校の体育授業にピッタリ。授業を通じて競技の楽しさを知ってもらうとともに若年層への普及にもつながれば」と話している。