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シリーズ「田舎暮らし」⑦ コミュニティ三尾
2010年6月18日
写真: 談話室はいつも明るい笑い声でいっぱい
明るく魅力あるまちを自分たちでつくろうと、Iターンの移住者と地元の主婦らが中心となって、ことし1月に「コミュニティ三尾」というサークルが発足。旧三尾小1階の3つの普通教室を図書室、談話室、プレイルームとし、窓の外の桜が見ごろの4月3日にオープンした。図書室の本は学校にあった児童書、近くの三尾公民館にあった小説など一般書を移し、サークルのメンバーが自宅から持ち寄った本も合わせ数百冊。小説など一部は貸し出しも行っている。日曜大工が得意な男性の手で、本棚は地震に備えて腰より低い位置に作られ、ペンキで色を塗り、転倒防止器具を設置するなど安全面にも配慮。ゆっくりと落ち着いて本を読める、手づくり感いっぱいの空間となっている。 談話室ではコーヒーサービスがあり、山から拾ってきた山フジのツルのオブジェ、11年前に豊中市から引っ越してきた服部千恵子さんの夫が描いた絵画なども展示。テーブルの上の花の器は花瓶ではなく、理科室にあったビーカーやフラスコを利用するなど、「できるだけお金を使わず、 遊び心で楽しみながら」の工夫がみられる。今月からは畳敷きの集会所(風速荘)に集まっていた囲碁クラブも談話室に移り、メンバーからは「椅子に座ってできるから足も痛くない」と好評。さらに隣の教室のプレイルームには卓球台があり、子どもも大人も和気あいあいと楽しんでいる。
服部さんのほか、海外生活経験もある代表の奥野敦子さん、愛媛県出身で北海道から引っ越してきた岡本炎弥子さんら数人のIターン仲間が趣味を通じて仲良くなり、奈良県から来た中村ミツ子さん、大阪から来た大倉久子さんら他のIターン組とのつながりが広がり、小西かをるさんや西悦子さんら地元の人たちも加わって交流の輪が少しずつ拡大。奥野代表は「とにかくしんどくならないよう、無理をせず、みんなで楽しもうというのが基本スタンス。今後は8月の区の恒例行事、 盆踊り大会で模擬店や子ども向けのゲームコーナーを計画しています。また、秋には朝市なんかもできればと、いろいろアイデアを出し合っています」。かつて、多くのカナダ移民を送り出した村はいま、県外からの移民を迎えて新たな盛り上がりをみせ始めている。 |
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