県は平成23年度の国の施策と予算に関し、 行財政基盤強化、 公共インフラ整備など6つのテーマで計37項目の提案をまとめた。
公共インフラ整備では、 地方の基幹道路の整備促進として、 近畿自動車道紀勢線の整備を第一に提案。 ▽平成27年国体までの田辺~すさみ間の供用に向けた必要な予算の確保▽海南以南の4車線化の推進▽高速道路へのドクターランプの設置――の3つを挙げ、 湯浅御坊道路 (有田~御坊) の交通量の平成17年実績は予想を大きく上回り、 全国の高速道路暫定2車線区間の交通量全国トップ10区間のうち6区間が県内の区間であることなどデータを示している。
日高地方関連では印南町の切目川ダム事業の促進があり、 昭和63年の洪水に対応する事業費シミュレーション (県の試算) によると、 河道改修に加えて切目川ダムを建設する方が、 ダムを造らずに河床掘削や堤防かさ上げを進める方法より、 残事業費ベースで約85億円安く抑えられることを指摘。 具体的措置として、 ▽生活再建対策 (付替道路工) を着実に進める▽検証における新たな基準では、 地域の実情や事業の進ちょく状況を考慮する▽検証基準の早期提示と迅速かつ効率的な検証プロセスにより、 23年度予算で本体工事着手を可能とする――の3つを求めている。