由良町で町内の小中学生を対象にした陸上教室がスタート。 由良AC (アスリートクラブ) として活動しており、 子どもたちが楽しく 「走る力」 を伸ばしている。 県市町村対抗ジュニア駅伝競走大会への出場を機に、 陸上に目覚める子どもたちが増加。 町内初の陸上専門クラブチームの発足となった。 「楽しく走る」 がチームのモットー。 ジュニア駅伝での上位入賞を最大目標に掲げ、 まずは競技大会や記録会での好成績を狙う。
体育協会陸上部会 (浜野一宏部会長) が主催。 由良小学校の山本尚教頭、 里森翔教諭を中心に町の体育指導員ら専門のスタッフが指導に当たっている。 練習は火、 金、 土、 日曜日の週4回で、 自由参加。 由良小のグラウンドで行っている。 いまはもも上げやスキップからスタートのタイミング、 リレーや外周を走ったり、 補強 (筋トレ) まで 「走る力」 をつける総合的なトレーニング。 週に1回は飽きないよう高跳び、 幅跳び、 ハードルといった種目も取り入れている。 現在、 約50人がメンバー登録。 登録していない園児や小学低学年の子どもたちも参加しており、 毎回平均で40人から50人が楽しみながら汗を流している。
由良町は日本の現役トップランナーとして活躍する浜野健選手 (35) =吹井出身、 トヨタ自動車=を輩出している。 一方で、 20年以上も町内中学校の陸上部やクラブチームがなく、 ジュニア駅伝に向けては普段スポーツをしていない子や陸上以外の運動クラブからメンバーを選出してきた。 大会では毎年中位をキープし、 昨年第8回は最高15位を記録するなど健闘。 回を重ねるごとに、 子どもたちのなかで高校進学後陸上部に入ったり、 「もっと走りたい」 「早くなりたい」 と陸上に対する熱が上昇。 一層の底辺拡大も狙い、 教室を立ち上げた。 当面は小学生が27日に和歌山市の紀三井寺公園陸上競技場で開かれる平成22年度県小学生陸上競技選手権大会兼第26回全国県予選会に出場。 ジュニア駅伝のためだけでなく個々の能力を高め、 全国大会への出場も目指している。