仁坂吉伸知事が先月18日の定例記者会見で、 民主党県連が高速4車線化や平成27年までのすさみまでの延伸などを推進する姿勢を示したことを歓迎、 「大いに評価する」 という発言に対し、 県議会の花田健吉議員が自民党県連と同党県議団を代表して批判。 14日の県議会一般質問の中で、 「知事の記者発表は県民に対して大きな期待と責任を伴うものであり、 もう少し具体案が出てから慎重に行うべきだ」 と忠告した。
仁坂知事は民主党県連の道路整備推進方針発表を受け、 記者会見で県の考えとして 「高速整備に積極的でないように見えた民主党県連が初めて、 その実現に積極的なコメントをしてくれた。 ようやくともに進んでいただけるようになったものと、 大いに評価したい」 などと見解を述べた。 これに対し、 花田議員は民主党政権による御坊―南紀田辺間の4車線化予算凍結、 普天間飛行場移設の公約違反などを挙げ、 今回の県連の高速推進表明について、 「私たちはこの県連の発表を信じることができない。 明らかに参議院選挙のためのPRだ」 と断言。 そのうえで、 「民主党は普天間問題で沖縄県民を裏切り、 失望だけを与えた。 沖縄のように選挙戦略に振り回され、 期待をあおるだけあおって、 できませんでしたではすまされない。 いまだ、 民主党本部、 国土交通省から予算の復活について何の発表もないなかで、 高速4車線化のような非常に政治色が強く、 選挙に直接影響があるものは、 よく熟慮してコメントを出していただきたい」 と慎重な対応を求めた。
仁坂知事は 「県連のコメントは党全体のものではないが、 ようやく、 県連が高速に積極的意見出してくれたことに素直に評価したいと考え、 県連として、 和歌山県人として今後、 党本部と政府を動かして頑張ってほしいという期待を述べた」 と釈明。 さらに、 「県民に真実を説明することも大事」 として、 平成27年度までのすさみまでの延伸など実際の予算配分が十分でないことを指摘し、 「今後も必要で十分な予算の確保を強く訴えていきたい」 と述べた。