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シリーズ「田舎暮らし」③ 日高川町の風呂谷ビレッジ
2010年5月14日
写真: かわいいアヒルのカーくんを連れて、農作業と体験者の指導に忙しい柏木さん
以前の仕事柄、自然環境や食べ物への関心が強く、近所の農家の仕事を手伝いながら、有機肥料を使った野菜の栽培、米作りを開始。 また、海外の旅で世話になったホームステイ先やユースホステルをイメージし、 古い自宅を建て替えたあと、 すぐ近くに農業体験希望者のためのログハウスも建てた。 利用者は自炊しながら、 柏木さんから農業を学ぶことができ、 17年2月から家族連れや小学生、 本格的に農業を勉強したいという人の受け入れをスタート。 日高川町の体験観光を提供するゆめ倶楽部21が窓口となって、 長期では1年間利用する人もおり、 じっくりと農業の基本を学んだあとに日高川町内や印南町に移住した人もいる。 2年前の20年3月には流し台、 風呂、 トイレを増設し、 正式に業としての旅館の認定も受け、 現在、 県内に44カ所ある農家民泊施設の中でも珍しい、 農家とは別棟の自炊型宿泊施設 「風呂谷ビレッジ」 がリニューアルオープン。 読み方は 「ふろんたにビレッジ」 で、 これは近くにある 「風呂ノ谷池 (ふろのたにいけ)」 を地元の人が 「ふろんたにいけ」 と呼んでいることから名付けたという。 一日最大4人が利用でき、 寝室は1階と中二階のロフトに分かれて2人ずつ寝る形。 食堂のほか図書室、 くつろぎの共有スペースもあり、 談話室はインターネット回線もある。
町や県の田舎暮らし推進事業にも積極的に協力している柏木さんは、「私の一番の目標は地域の活性化です。この過疎化が進むふるさと日高川も、外から来た人に定住してもらえれば、高齢化と後継者不足で増加している遊休農地、空き家の解消になり、まちが元気になると思います。そのために、地域のみんなで力を合わせて貢献できればうれしいですね」とにっこり。きょうもアヒルのカーくんを連れて、田んぼや畑を行ったり来たり。土にまみれて忙しそうだ。 |
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